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相貌失認症は連絡先をiPhotoの「人々」に接続する

[編集者注:以下のレビューは、MacworldのGemFest 2009シリーズの一部です。2009年6月末まで毎日、MacworldのスタッフがMac Gemsブログで、お気に入りの無料または低価格のプログラムを簡単に紹介していきます。過去のMac Gemsのリストは、Mac Gemsのホームページをご覧ください。 ]

相貌失認症(そうぼうしんしょう)に悩まされている人は、文字通り顔を思い出すことができません。スウェーデンの企業desibelleとGraphicLifeは、iPhoto '09の「人々」機能と既存の連絡先情報を連携させるのを簡素化するプログラムに、この用語を採用しました。

iPhoto '09は写真に写っている顔を自動で検出し、それぞれの顔に名前を付けることができます。iPhotoはさらに一歩進んで、各人物のフルネームとメールアドレスを保存できます。写真によく写っている人は、メールアプリにも登録されている可能性が高いでしょう。Prosopagnosia、面倒なデータ再入力の手間を省くことを目指しています。

Prosopagnosia を起動すると、Apple のアドレスブック、Microsoft Entourage、Google メール、Mozilla Thunderbird のアイコンが表示されます。iPhoto の連絡先情報のソースとして、これらのいずれかまたはすべてを選択できます。次に、顔に名前を付けます。iPhoto で定義した顔をスクロールしていくと、Prosopagnosia が一致しそうな連絡先をリストします。ここで Prosopagnosia の面倒なところがあります。連絡先を選択するには、リストの 2 番目までスクロールする必要があります。どの連絡先を選択したかを確認するチェックマークなどの肯定的なフィードバックはありません。また、情報をその場で入力する方法もありません。各連絡先を確認した後、iPhoto が一括更新されます。

Prosopagnosiaは、iPhotoの顔写真を最新の状態に保つのに便利なツールです。インターフェースは美しいですが、もう少し使い勝手が良くなればと思います。制限はあるものの、Prosopagnosiaはちゃんと使えます。

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[スチュアート・グリップマンは、FileMaker Pro マガジンの Advisor Basics のコラムニストであり、Crooked Arm Consulting の創設者です。 ]