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Apple、iWork.comのサービス終了をユーザーに通知

iWork.com をご利用の皆様へ、Apple はサービスの終了が迫っていることをお知らせいたします。7 月 31 日をもって、Apple は iWork.com を完全に終了し、そこに保存されているすべてのドキュメントは構成電子に分解されます。

Appleの以前の警告を無視してきたユーザーの皆様、まだ書類を救出する時間はあります。Appleは、サービスにログインしてすべての書類をコンピュータにダウンロードすることを推奨しています。

iWork.comは、ユーザーがiWorkドキュメントを保存・共有できる場所として2009年に初めて発表されました。Appleは異例なことに、パブリックベータ版としてリリースしましたが、この段階から抜け出すことはできず、ついに(つまり、予定通りの)終了となりました。iWork.comは多くの人からGoogle Docsへの橋頭保と見られていましたが、このサービスにはGoogle Docsの最も便利な機能、例えば共同編集機能がいくつか欠けていました。

今後、iCloudのDocuments in the Cloud機能は、よりシンプルなワークフローではあるものの、iWork.comと同様の機能を提供します。iWork.comにドキュメントを明示的に共有する必要はなく、iCloudに保存するだけで、iOS版とMac版の両方のiWorkで利用できるようになります。Documents in the CloudはiOS 5以降、iOS版のiWorkで利用可能でしたが、今月リリースされるMountain LionでMac版にも提供される予定です。