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ピペット 1.0r1

HTMLやCSSで使用するために、色をサンプリング、選択、そして16進コードに変換するアプリケーションは数多く存在します(例えば、白は #FFFFFFです )。実際、今年初めにMacの内蔵カラーピッカーを拡張し、まさにそのような機能を提供するHex Color Picker 1.4を紹介しました。このプラグインを使えば、カラーピッカーに表示されているあらゆる色を16進コードに変換できます。しかし、画面上の色をWebサイトで正確に再現したい場合はどうすればよいでしょうか?

Charcoal Designの Pipette 1.0r1   有料)は、ちょっとしたお役立ちユーティリティです。画面上の色をサンプリングし、その色の16進コードを自動的にクリップボードにコピーするという、たった一つの目的のために設計されており、その機能は非常に優れています。

Pipette を初めて起動すると、スポイトアイコン、テキストフィールド、そして白い正方形のキャンバスの3つの要素を含む小さなウィンドウが表示されます。スポイトアイコンをクリックし、表示されたカーソルを画面上の任意の場所にドラッグします。マウスボタンを放すと、テキストフィールドにカーソル下の特定のピクセルの色を表す16進数が自動的に表示されます。この16進数はクリップボードにもコピーされ、他の場所に貼り付けることができます。

ピペット

ピペットウィンドウのミニチュアキャンバスに、選択したピクセルの周囲の領域が拡大表示されるので、正しいピクセルをサンプリングできていることがわかります。正しいピクセルが見つからない場合は、拡大されたキャンバス領域で周囲のピクセルをクリックして、正しいピクセルを選択してください。

Macには、色選びに役立つもう1つのユーティリティ、あまり知られていないDigitalColor Meter(/アプリケーション/ユーティリティ内)が内蔵されていますが、Pipetteの小さなウィンドウほどシンプルで使いやすくはありません。例えば、DigitalColor Meterでは、色をサンプリングするだけでマウスを操作しながら3つのキーを押す必要があります。Pipetteでは、クリックしてドラッグし、指を離すだけで、16進コードを任意のアプリケーションに貼り付けることができます。Pipetteのウィンドウは、他のウィンドウが密集していても使いやすく、見失うこともありません。

より高度なカラーマッチングが必要な場合は、DigitalColor Meterなどのより高度なユーティリティをご利用いただくことをお勧めします。しかし、Webデザイン作業中に画面上の色を素早くマッチングさせるだけであれば、Pipetteはシンプルです。