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ITC、コダックの特許請求をめぐりアップルを調査


おいおい、アップルは米国際貿易委員会の監視下に置かれている。同委員会は水曜日、カメラメーカーのコダックが先月起こした特許侵害訴訟を調査中であると発表した。
知的財産権を侵害する可能性のある輸入品のケースを監督する政府機関は次のように述べている。
訴状は、コダックが主張する特許を侵害するデジタルカメラおよびその部品を搭載した特定の携帯電話および無線通信機器の米国への輸入および販売において、1930年関税法第337条に違反したと主張している。原告は、米国国際貿易委員会(USITC)に対し、排除命令および停止命令の発令を求めている。
すごいですね。1930年にカメラ付き携帯電話があったなんて誰が知っていたでしょうか?
コダックの訴状は、アップルとRIMが画像のプレビューに関する特許を侵害していると主張し、ITCにこれらの侵害機器が米国に持ち込まれるのを阻止するよう求めている。
もちろん、これはITCがAppleだけでなくBlackBerryメーカーのResearch in Motionも対象とした件を調査中であることを発表したに過ぎません。この件はITCの判事に割り当てられ、審問が予定され、違反の有無が判断されます。もちろん、これは政府に関する話なので、こうした決定はITCによって審査されるでしょう。そしておそらく、国民投票、議事妨害、そして議会両院の超多数決が必要になるでしょう。(まあ、本当はそうでもないのですが、政府の用語って面白いですよね。)
結局どうなるか?この件について決定的な情報が出るまでにはしばらく時間がかかりそうだし、その間にコダックとアップルが和解を決断する可能性は常にある(ただし「和解」には多額の金銭のやり取りが伴う)。