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iRiverが超薄型電子書籍を発表

編集者注: 以下の記事は、PCWorld.com の Today @ PC World ブログから転載したものです。

小型で機能満載のポータブル音楽・動画プレーヤーで知られる iRiver 社が、これまでで最も薄型の製品の一つを投入し、競争が激化する電子書籍リーダー市場に乗り出している。

昨年夏にリークされた製品ラインの詳細を改めて示すと、今週ラスベガスで開催されるCESで発表されるStory電子書籍リーダー(「Story」を電子書籍リーダーのブランド名として思いついた人がいなかったのは驚きだ)は、わずか0.36インチの厚さだという。これは、0.4インチと謳うBookeenのCybook Opus(おそらく切り上げているのだろうが)よりも薄くなる可能性がある(ちなみに、もしかしたら切り上げているのかもしれない。さて、どうなることやら)。

しかし、このサイズでさらに印象的なのは、バンドルされている機能の豊富さです(これはiRiver製品の特徴です)。iRiverのニュースリリースによると、StoryにはQWERTYキーボード、6インチe-Inkディスプレイ、Microsoft Officeファイルビューアー、MP3プレーヤー(もちろんヘッドフォンジャック付き)、ボイスレコーダー、そして「メモパッドとスケジュール機能付き」のパーソナルオーガナイザーが搭載されます。

Storyは2GBの内蔵メモリを搭載し(これまで見てきた電子書籍リーダーのほとんどは1GBが上限)、SDカードスロットで最大16GBのストレージを追加できます。iRiverは「コミックビューア」についても言及しています。Storyはe-Pub形式と、Adobe Digital Editionソフトウェアを使用するサイトから入手できる商用コンテンツをサポートします。

iRiverによると、Storyは今月、米国の「一部小売店」で発売され、今年半ばにはWi-Fi対応版が発売される予定だ。価格はまだ発表されていないが、競争力のある価格になる見込みだ。

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