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ImageXYは画像のサイズ変更を素早く簡単にします

Mac には画像のサイズを変更できるグラフィックおよび写真編集プログラムが多数ありますが、 ImageXY (Mac App Store リンク) ほど簡単にこのプロセスを実行できるプログラムはほとんどありません。ImageXY は、画像をあらかじめ設定されたサイズに変更するという 1 つの処理だけを、迅速かつ簡単に実行できる便利なユーティリティです。

ImageXY(発音はイメージ・エクシー)を使うには、まずJPEG、GIF、PNG、PSDのいずれかの画像を1枚以上プログラムウィンドウにドラッグします。すると、それらの画像のサムネイルがグリッド状に表示されます。プログラムに画像の数も表示されていればもっと良かったのですが、大量の画像のサイズを変更するときに便利です。

次に、「サイズ変更」ポップアップメニューからターゲットサイズを選択します。ImageXY には、電子メール(幅 800 ピクセル)、Web(幅 480 ピクセル)、アバター(幅 128 x 128 ピクセル)、ブログ(幅 640 ピクセル)、ハーフ(元のサイズの 50%)の 5 つのプリセットが用意されています。独自のプリセットを作成することもできます。「プリセットの作成」を選択し、プリセットに名前を付けて、ターゲットサイズを入力します。特定の寸法にサイズを変更するには、ターゲットの高さ、幅、またはその両方のピクセル数を入力します。現在の寸法の特定のパーセンテージにサイズを変更するには、ターゲットのパーセンテージに続けて%を入力します(例:45%)。

ImageXY screenshot

「サイズ変更」をクリックすると、ImageXYが作業を開始します。画像のサイズ変更は非常に高速です。1.4GHzの2010年製MacBook Airでは、101枚の画像のサイズ変更に約25秒かかりました。2.7GHzの2010年製iMacでは、同じ作業にわずか7秒しかかかりませんでした。元の画像はそのまま残り、ImageXYはサイズ変更後の画像を に保存します~/Pictures/ImageXY

ターゲットの寸法の1つがリサイズする画像よりも大きい場合、またはターゲットの寸法が元の画像と異なる比率の場合、ImageXYは結果画像に黒いスペースを埋め込んでくれます。これは便利な機能ですが、そのスペースを埋める色や透明度を選択できるオプションがあれば良いと思います。また、結果画像に黒いスペースを埋め込まないようにしたい場合もあります。

iPhotoからImageXYウィンドウに画像を直接ドラッグしたり、フォルダやボリューム(デジタルカメラのメディアカードなど)全体をImageXYにドラッグしたりすることも可能です。ImageXYは、そのフォルダまたはボリューム内のすべての画像を検索し、まとめてサイズを変更します。残念ながら、サイズ変更された画像は、~/Pictures/ImageXY元のファイルの階層構造を反映したフォルダではなく、 のルートレベルに無造作に保存されます。

画像を編集したり加工したりする必要がある場合は、AcornやPhotoshopのようなフル機能の画像エディタが必要になります。しかし、頻繁にサイズ変更を行う作業であれば、ImageXYは起動が速く、使いやすく、処理も高速です。

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