
画像: 鋳造所
Mac用の新しいマウスを買うとき、つい派手なものに目が行ってしまいがちです。私もApple純正のMagic Mouseを、その美しいデザインとマルチタッチ機能を見てすぐに買ってしまったので、その気持ちはよく分かります。まるでMacBook Proの横を走るミニスポーツカーのようです。
しかし、最近は仕事に取り掛かる時、Magic Mouseは机の引き出しにしまいっぱなしです。Appleのマウスは確かに高度なアクセサリですが、薄型デザインとマルチタッチインターフェースのせいで、どうしても操作が遅くなってしまいます。私が今使っているマウスはもっとベーシックなもので、Magic Mouse 1台分の値段で4台買えるほどです。私のお気に入りのマウスはRazer DeathAdder Essential Gaming Mouseで、定価30ドルですが、セールでは通常20ドル近くで売られています。
念のため言っておきますが、私はゲーマーではありません。正直に言って、もしゲーマーだったら全く違うマウスを選んでいたでしょう。私の用途では、Razer DeathAdder Essential Gaming Mouseは必要な機能をすべて備えています。快適なエルゴノミクスデザイン、スムーズなトラッキング、スクロールホイール、簡単な感度調整(最大6,400dpi)、そしてプログラム可能なボタンです。RGBライティングもなかなか素敵です。
確かにコードが付いていますが、現実的に考えてみましょう。マウスはパソコンからどれくらい離して置く必要があるのでしょうか?7フィート(約2メートル)のケーブルは、長いスワイプや長いデスクでも十分な長さで、絡まる心配もありません。Magic Mouseのように非常に扱いにくいマウスとは違い、手のひらに装着していることをほとんど感じないほど軽く、滑らかに動きます。ほとんどの場合、何かに繋がれているような感覚さえありません。そして何より嬉しいのは、充電のために逆さまにする必要がないことです。
ジェスチャーやスクロール操作のために、今でもデスクにMagic Trackpadを置いています(Death Adderにはスクロールホイールが付いていますが)。でも、ほとんどの作業はシンプルなRazer DeathAdder Essentialゲーミングマウスでこなしています。ぜひ一度手に取って、真の魔法のようなマウスの使い心地を体験してみてください。
著者: マイケル・サイモン、Macworld編集長
マイケル・サイモンは20年以上にわたりAppleを取材しています。iPodがまだiWalkだった頃からSpymacで噂を取材し始め、Appleがこれまでに製造したほぼ全てのiPhoneを所有しています。妻と息子、そして数え切れないほどのガジェットと共にコネチカット州に住んでいます。