Appleは、MacBook、MacBook Air、MacBook Proの多くのモデルに対応する幅広いUSB-C充電器を提供しています。これらのモデルは現在も販売されており、交換品も用意されています。これらの充電器は29Wや140Wなど、ワット数が限定されているため、特定のデバイスには必ずそのワット数のアダプタを使用しなければならないと思うかもしれません。
幸いなことに、そうではありません。Appleをはじめとする多くの企業がUSB-Cプラグを広く採用する以前からそうでしたが、USB-Cではどのポートにも接続できるジャックが1種類だけなので、さらに使いやすくなりました。電源管理はUSBの基本的な要素ですが、USB-Cはケーブル上で電力を双方向に流せるようにすることで(そしてUSB業界団体の電力供給仕様の最先端の部分を採用することで)、この点をさらに改善しました。
ホストデバイス(iPhoneやMacBookなど)とアダプタはそれぞれ、供給できる電力の組み合わせが異なります。しかし、USB-CアダプタはUSB-Cポートを備えたあらゆるホストデバイスに電力を供給できます。どのアダプタも、ホストが受け入れ可能な電力を超える電力を供給することはありませんので、間違いはありません。
例えば、最大140Wで充電できるMacBook Proに10Wのアダプタを接続した場合、10Wの電力しか供給されません。同様に、140Wのアダプタで最大29Wの充電可能なデバイスを爆発させることもありません。多くの場合、ノートパソコンでは比較的低ワット数のアダプタを使用すれば、バッテリーの消耗を抑えたり、わずかに充電したりすることができます。デバイスを使用中でも完全に充電するには、最大ワット数、あるいはそれ以上の出力のアダプタを使用する必要があります。
MacBook Pro または Air に最適な USB-C 充電器と、iPhone、iPad、Mac に最適な USB-C 充電ケーブルをおすすめします。
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著者: Glenn Fleishman、Macworld 寄稿者
グレン・フライシュマンの最新著書には、『Take Control of iOS and iPadOS Privacy and Security』、『Take Control of Calendar and Reminders』、『Take Control of Securing Your Mac』などがあります。余暇には、印刷とタイポグラフィの歴史に関する執筆活動も行っています。Macworldのシニア寄稿者で、Mac 911を執筆しています。