41
AT&T iPadハッカー、重罪有罪判決を控訴へ

AT&T ネットワーク上の iPad ユーザーの電子メール アドレスを漏洩するという重大なプライバシーの脆弱性を暴露した男が、2 件の重罪容疑での有罪判決に対して控訴する予定である。

「weev」としても知られるアンドリュー・アウアーンハイマーは、2010年6月に「iPad 3G Account Slurper」と呼ばれる自動スクリプトツールを使用して、AT&Tのサーバーから12万人のiPad 3G所有者の名前と電子メールアドレスを取得しました。同社は、携帯電話接続機能付きiPadのSIMカード上のシリアル番号である集積回路カードID(ICC-ID)をユーザーの電子メールアドレスにリンクさせていました。

freeweev.info
アンドリュー・アウアーンハイマー

ニュージャージー州の連邦地方裁判所は火曜日、オーアーンハイマー被告に対し、不正コンピュータアクセス共謀罪および個人情報に関する詐欺罪で有罪判決を下した。被告は最長10年の懲役刑に処される可能性がある。オーアーンハイマー被告への連絡はすぐには成功しなかった。

アウアーンハイマー氏はツイッターで、判決は予想通りだったと投稿し、「もちろん控訴します」と綴った。

オーエンハイマー氏は、AT&Tのセキュリティに協力していると主張したが、AT&Tは、ゴートセ・セキュリティとして知られるオーエンハイマー氏のハッキング集団からこの問題について連絡を受けた者はいないと主張した。

電子メールアドレスには、ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏、元ホワイトハウス首席補佐官のラーム・エマニュエル氏、ダウ・ジョーンズ社、ニューヨーク・タイムズ社、タイム・ワーナー社の幹部らのものも含まれており、オンラインニュースサイト「ゴーカー」に渡された。

共同被告のダニエル・スピトラーは2011年6月に同様の罪で有罪を認めた。

ニュースのヒントやコメントは[email protected]までお送りください。Twitterで@jeremy_kirkをフォローしてください。