
Macworldの読者から、継続的または頻繁に自動バックアップを行うとコンピュータのパフォーマンスが低下するのではないかと懸念する声が上がっています。そのため、バックアップは手動でのみ開始したいと考えているようです。これはあまり良い考えではないと思います。
変更があった際にファイルをアーカイブする継続的なバックアップ、あるいは15分や60分といった短い間隔でチェックするソフトウェアなどの頻繁なバックアップは、作業内容の損失を最小限に抑え、削除や破損が発生した場合でも元の状態に戻すことができます。私はDropboxとBackblazeを使用しています。Dropboxは、保存またはファイルが変更されるたびに、以前のバージョンとの差分のみを記録し、ファイルの新しいバージョンを作成します。Backblazeはデフォルトで継続的なバックアップに設定されていますが、毎日またはオンデマンドに設定することもできます。
しかし、最新のバックアップソフトウェア(Time Machine、ホスト型サービス(BackblazeやSpiderOakなど)のクライアント、Arqのようなネットワークアーカイブアプリなど)は、CPUを大量に消費することはないはずです。これらのソフトウェアは、通常使用時に自動的に処理能力を調整して適度な計算能力を消費するように設計されているか、ユーザーがアクティブであるときやMacがアイドル状態のときにCPU使用率を明示的に設定できるようになっています(アイドル状態は、他のアプリがどれだけCPUを消費しているかで測定されることが多いです)。
勤務時間中や作業中に作業内容が失われることを気にしないのであれば、バックアップを自動で行うことをおすすめします。ただし、特定の時間にスケジュールを設定することをお勧めします。クラウドホスト型ソフトウェアやローカルソフトウェアの多くは、バックアップの期間を指定できます。Time Machineにはこの機能は組み込まれていませんが、サードパーティ製のドネーションウェアアプリ「TimeMachineEditor」を使ってバックアップの期間を設定できます。(High Sierra向けに既にアップデートされています。)
IDG Backblaze は、ほとんどのバックアップ ソフトウェアと同様に、一定期間内に操作をスケジュールするオプションを提供します。
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著者: Glenn Fleishman、Macworld 寄稿者
グレン・フライシュマンの最新著書には、『Take Control of iOS and iPadOS Privacy and Security』、『Take Control of Calendar and Reminders』、『Take Control of Securing Your Mac』などがあります。余暇には、印刷とタイポグラフィの歴史に関する執筆活動も行っています。Macworldのシニア寄稿者で、Mac 911を執筆しています。