Tetsuya Chiba によるCameraKitは、アナログフィルムカメラで可能だった外観の一部を再現することを目的とした 2 ドルの iPhone カメラ アプリです。

CameraKitのインターフェースは非常に分かりやすいです。アプリをカメラロールに直接起動させて既存の写真を選択することも、カメラ本体に直接起動させてすぐに写真を撮ることもできます。どちらの場合も、編集したい写真が画面に表示されたら、下部メニューバーにある「現像」ボタンをタップします。ボタンを押すとすぐに現像パネルがスライドアップし、「現像」時に画像に適用するオプションを選択できます。
現像オプションでは、フィルムの種類(カラー、白黒、セピア、クラシック)、周辺減光やフラッシュ効果の適用、ソフトフォーカスの適用量を選択できます。また、クロスプロセス処理や、プッシュ/プル処理のシミュレーションを適用することも可能です。
追加したいエフェクトの組み合わせを選択したら、「完了」ボタンをタップします。写真の「現像」が始まります(現像は目に見えません)。CameraKitが選択したエフェクトを適用した画像を表示します。気に入ったら、「保存」ボタンをタップすると、画像がカメラロールに追加されます。変更を加えるには、もう一度「現像」をタップし、必要に応じてオプションを調整します。
iPhoneでフィルム写真の撮影テクニックをシミュレートするモバイルカメラアプリはたくさんあります。CameraKitは現像設定をある程度カスタマイズできますが、結果にはあまり満足できませんでした。アプリのインターフェースも改善の余地があり、選択項目をより明確にすることができます。
たくさんのカメラアプリを試して、それぞれの機能を確認するのが好きな方は、Camerakitを試してみてください。良い結果が得られるかもしれません。しかし、試行錯誤をせずに思い通りの結果が得られるようなアプリを探しているなら、CameraBagやMill Colourなどの他の選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。
[ Macworld 寄稿者の Beau Colburn 氏はボストン在住で、自身のサイト Snap different に iPhone の写真を掲載しています。 ]