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Linuxの父、Nexus Oneスマートフォンを「勝利作」と評す

編集者注: 以下の記事は Network World から転載したものです。

Google の Nexus One は、週末に Linux カーネル開発者の Linus Torvalds 氏から大々的な支持を受け、同氏は Android ベースのスマートフォンが「成功作」であるとブログに書いた。

トーバルズ氏は実は、携帯電話はあまり好きではない(気が散るから)と書いており、GoogleからオリジナルのG1スマートフォンを購入したが、長時間のフライト中にゲームをするためだけにしか使っていないという。しかし、LinuxベースのNexus Oneには目を奪われた。彼はこれを「かなり格好良いガジェット」と呼び、先週購入した。

「正直に言うと、Nexus Oneは素晴らしい。実物も見ずにインターネットでスマホを買う気はなかったが、ついにピンチズーム機能が搭載されたというニュースを聞いた途端、思い切って買ってみた。もともと車にGPSユニットが欲しいと思っていたので、Googleナビゲーションがあればスマホがもっと便利になると思ったんだ」とトーバルズ氏は書いている。

Googleは、Nexus Oneを開発中との噂が浮上してから約3年後の1月にNexus Oneを発表しました。Nexus Oneは当初T-Mobileのネットワークで利用可能となりますが、VerizonとVodafoneのネットワークでも利用可能になる予定です。HTC製のこのスマートフォンは、3.7インチのOLEDディスプレイ、1GHzのSnapdragonプロセッサ、そして5メガピクセルのカメラを搭載しています。トラックボールが光ることで、メールやテキストメッセージの受信をユーザーに知らせます。

トーバルズ氏の温かい言葉は、初期のレビューは好意的だったものの、このスマートフォンの発売以来、順調な業績を残していないGoogleにとって歓迎すべきものだった。1月下旬には、顧客から広範囲にわたるデータ障害が報告され、Android開発者からはGoogleがNexus One向けSDKのリリースを遅らせていることへの不満の声が上がった。