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iCloudではなくMacにドキュメントを保存する

読者のM. Burns氏は、複数のMountain Lionユーザーを悩ませている問題について質問し、次のように書いています。

MacBook ProでMountain Lionを使っており、Pagesを使用しています。Mountain Lionにアップグレードしてから、PagesはデフォルトでファイルをiCloudに保存するようになりました。本当はMacに保存したいのですが、保存ダイアログボックスでそのオプションを選択しても、次回保存時にiCloudがデフォルトの保存場所として再び表示されます。Pag​​esで常にMacにファイルを保存するように設定する方法はありますか?

あります。ただし、これから説明する方法は、デフォルトでiCloudに保存するすべてのアプリケーション(Pages、Numbers、Keynote、TextEdit、Previewなど)に影響します。以下の手順に従ってください。

ターミナル (/Applications/Utilities にあります) を起動し、表示されるウィンドウに次のテキストを入力して Return キーを押します。

defaults write NSGlobalDomain NSDocumentSaveNewDocumentsToCloud -bool false

これにより、iCloud対応アプリケーションのデフォルトの保存場所がMacに切り替わります。後でこの動​​作をデフォルトに戻したい場合は、上記のコマンドでtrueをに置き換えてください。false

新しいデフォルトの保存場所については、次回のドキュメント保存時に、Pagesドキュメントを常に保存するフォルダに移動して「保存」をクリックしてください。以降のPagesドキュメントを保存する際も、この同じフォルダが保存先として選択されます。

Default Folder X は、あらゆるアプリケーションの保存場所を完全に制御できます。

もしこの方法が必ずしもうまくいかない場合、そして35ドルを費やしてこの問題に取り組めるなら、St. Clair Software の Default Folder X を購入してみてはいかがでしょうか。このソフトには様々な機能があり、アプリケーションごとにデフォルトフォルダを割り当てることができます。また、作業中のプロジェクトごとに特定のフォルダにドキュメントを保存したい場合は、そのプロジェクトフォルダにキーボードショートカットを割り当てることも可能です。例えば、Command + Option + F を The Flanders Files に割り当てることができます。保存ダイアログボックスでこのキーを押すだけで、そのフォルダに移動できます。