アップルは木曜日、2023年第2四半期の業績を発表した。同四半期の売上高は948億ドルで前年同期比3%減、希薄化後1株当たり四半期利益は1.52ドルで前年と変わらずだった。
アップルは、売上高929億6000万ドル、1株当たり利益1.43ドルを予想していたアナリストの予想を上回った。
Macの売上高は最も大きな打撃を受け、純売上高は72億ドルで、前年同期比31%減となった。iPadの売上高も13%減の67億ドルとなった。AppleはMacとiPadの全世界でのインストールベースが過去最高を記録したと発表しているものの、具体的な数字は公表していない。
アップルのウェアラブル、ホーム、アクセサリの売上高は、前四半期の88億ドルから今四半期は87億6000万ドルに横ばいとなった。
しかし、Appleのサービス部門は成長を続けており、今四半期の純収益は209億ドルで、同社にとって過去最高を記録し、2022年第2四半期から5.5%増加した。iPhoneの純収益は1.5%増加し、3月期の記録を更新した。
「厳しいマクロ経済環境にもかかわらず、サービス部門が過去最高を記録し、iPhoneも3月期の過去最高を記録したことを大変嬉しく思います。また、アクティブデバイスのインストールベースが過去最高に達したことも喜ばしいことです」と、AppleのCEOティム・クック氏はプレスリリースで述べた。「私たちは長期的な投資を継続し、2030年までにカーボンニュートラルな製品とサプライチェーンの構築に向けて大きく前進させるなど、私たちの価値観に基づいてリーダーシップを発揮していきます。」
Apple の四半期の終わりは以下のとおりです。
- iPhone: 513億ドル(506億ドルから増加)
- iPad: 67億ドル(76億ドルから減少)
- Mac: 72億ドル(104億ドルから減少)
- ウェアラブル: 87.6億ドル(88億ドルから減少)
- サービス: 209億ドル(198億ドルから増加)
2023年第3四半期のガイダンスについては、状況が変わらないと仮定すると、Appleは第2四半期と同様の結果を予想しています。
著者: ロマン・ロヨラ、Macworld シニアエディター
ロマンはMacworldのシニアエディターで、30年以上にわたりテクノロジー業界を取材し、MacをはじめとするAppleエコシステム製品を中心に活躍しています。Macworld Podcastのホストも務めています。彼のキャリアはMacUserで始まり、Apple認定修理技術者(当時はAppleがそのような制度を設けていた)として認定されました。MacAddict、MacLife、TechTVでも活躍しています。