9
フォントブックからフォントサンプルを印刷する

編集者注:Mac OS X 10.6 Snow Leopardと10.5 Leopardの両方を網羅した以下の記事は、Sharon Zardetto著『Take Control of Fonts in Leopard』を基に作成されました。この227ページの電子書籍では、フォントの配置、読み込み順序、Font Book、様々なインストール方法、重複フォントの対処方法などが解説されています。TidBits Publishingより15ドルで販売中です。

LeopardまたはSnow Leopardでは、フォントをプレビューする方法は数多くあります。例えば、Finderのクイックルックを使う、Font Bookのプレビューメニューからサンプル、レパートリー、カスタムを選択するなどです。しかし、フォントを印刷したものを見ることに勝るものはありません。多くの人が紙で見るのと同じように、フォントをじっくりと確認できるからです。

フォント ブックでは、3 種類のフォント サンプルの印刷が用意されています (以下の「フォント ブックの印刷サンプル」を参照)。

  • ウォーターフォール:この伝統的なフォントサンプルオプションは、文字サイズが徐々に大きくなる英数字の行を印刷します。各フォントの詳細(フォントファミリー名、種類など)を含めるかどうかを選択し、含めるフォントサイズを指定できます。
  • レパートリー: フォント内のすべてのグリフ(文字の形状)のグリッドが印刷されるため、注意が必要です。フォントによっては数千のグリフがあるものもあります。グリフのサイズを設定できます。
  • カタログ:フォントの文字と数字のサンプルを印刷します。フォントサイズを設定したり、フォントファミリー名で書体をグループ化したりできます。
フォント ブックの印刷サンプル: サンプルは上から順に、ウォーターフォール、レパートリー、カタログです。

サンプルの印刷は簡単です。

  1. フォントブックで、印刷したいフォントを選択します。フォントリストで選択する必要があります。ライブラリまたはコレクション全体を印刷したい場合は、コレクションリストでその名前をクリックし、フォントリストをクリックして「編集」→「すべて選択」(Command-A)を選択します。
  2. 「ファイル」→「印刷」(Command-P)を選択します。印刷ダイアログが折りたたまれている場合は、プリンタ名の右側にある展開矢印をクリックして、ダイアログを最大サイズまで展開します。
  3. 印刷オプションのポップアップ メニューでフォント ブックを選択した状態で (ラベルは付いていません。用紙サイズと印刷の向きの標準の選択肢のすぐ下の区切り線の中央にあります)、レポート タイプ ポップアップ メニューからレポート スタイルを選択します。
  4. 選択したレポート タイプのオプション (フォントやグリフ サイズなど) を設定します。

印刷ダイアログにはドキュメントのプレビューが表示されるので、ページをめくって印刷内容を確認できます。プレビューの下に表示されるページ数をご確認ください。予想よりも多くのページが印刷されてしまう可能性があります。

最終的に印刷するページをより細かく制御するには (1 行の情報のみのページを削除してください。慣れ親しんだことで大きな軽蔑が生まれた 2 つのフォントを削除してください)、[印刷] ダイアログの [PDF] ボタンを使用して、印刷前にプレビューで PDF を開き、印刷前に PDF ドキュメントのページを削除および再編成するプレビューの機能を使用します。

[シャロン・ザルデットは1984年からMacintoshに関する執筆活動に携わっており、Macintosh関連の雑誌に1000本近くの記事を寄稿し、TidBits Publishing発行の『Take Control of Fonts in Leopard』をはじめ20冊以上の著書を出版しています。現在、Snow Leopard版の執筆に取り組んでいます。 ]