OS X Mavericksは今秋後半にリリースされる予定ですが、その間、Mountain Lionにはまだ修正すべきバグが残っています。そのため、AppleがMountain Lionユーザーの安定性とセキュリティを向上させるアップデート10.8.5をリリースしたのは当然のことです。

木曜日にソフトウェア・アップデートから入手可能なアップデートでは、メールアプリのメッセージ表示、802.11ac Wi-Fi経由のAFPファイル転送のパフォーマンス、スマートカードによる環境設定パネルのロック解除、スクリーンセーバーの自動起動に関する問題が修正されています。さらにAppleによると、このパッチによりXsanの信頼性が向上し、イーサネット経由の大容量ファイル転送の信頼性も向上しています。Open Directoryサーバの認証パフォーマンスも向上しています。詳細はAppleのウェブサイトとセキュリティノートをご覧ください。
MacBook Air (Mid 2013)をお持ちでない場合は、このアップデートには、そのコンピューターのソフトウェアアップデート1.0で行われた改善も含まれています。これには、Wi-Fi接続の断続的な切断、Photoshopでの画面のちらつき、ビデオ再生中の音声の変動を引き起こす問題の修正が含まれます。
同時に、AppleはSnow Leopard、Snow Leopard Server、Lion、Lion Server向けのセキュリティアップデートと、Snow Leopardユーザー向けのSafari 5.1.10(さらに、Digital Camera Raw互換性アップデート4.09も同梱)をリリースしました。木曜日のアップデートはすべてAppleのダウンロードページでご覧いただけます。
著者: セレニティ・コールドウェル、Macworld寄稿者
セレニティはダブルクリックができるようになってからずっと、文章を書いたり、話したり、Apple製品をいじったりしてきました。暇な時間には、スケッチをしたり、文章を書いたり、演技をしたり、歌ったり、様々なことをしています。