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Microsoft Live SyncはMacとPCのデータ同期を可能にします

2009年にデータ同期が、えっと、ジョナス・ブラザーズ(私の10代のいとこは、ジョナス・ブラザーズは実は大物だと断言しています)よりも大きな話題になるだろうと疑っていたなら、それは見落としでした。AppleのMobileMe、サードパーティのDropBoxやSyncplicity、そしてGoogleまでもが同期ソリューションに参入しています。

当然のことながら、Microsoftも参入しました。同社の新しいLive Syncサービスを使えば、複数のコンピューター間でファイルを同期できるだけでなく、他のコンピューターにあるファイルにリモートアクセスすることも可能です。自分専用の個人用フォルダーを作成したり、友人がアクセスできる共有フォルダーを作成したりできます。さらに、MacとWindowsの両方で動作するため、もしあなたがマルチプラットフォーム環境で困っている場合でも安心です。

試しにソフトウェアを起動してみたところ、かなりスムーズに動作したと言わざるを得ません。少し不安ではありますが(間違ったフォルダに同期するように設定してしまったという小さな問題が一つありました。同期設定用のWebインターフェースにはもう少し改善の余地があると思います)。とはいえ、この手軽さはMicrosoftに期待していたものとは全く違います。何か落とし穴があるはずですよね? もしあるとしても、今のところは見つけられません。 

DropBoxやSyncplicityとは異なり、ファイルはMicrosoftのサーバーに保存されないため、コンピュータが電源オンの状態からしかアクセスできません。Live SyncはiDiskというよりはBack to My Macに近いと言えるでしょう。つまり、データ同期の制限もはるかに高くなっています。MicrosoftのIan Tien氏によると、同期できるフォルダは20個で、各フォルダには理論上、最大4GBのファイルが20,000個含まれており、合計で1.6PB(1,600,000GB)ものファイルが同期される可能性があるとのことです。

今では、クラウドの恩恵のおかげで、複数のサービスから何ギガバイトものコンテンツを同期できるようになりました。まあ、クラウドが意識を持ち、スカイネットのように私たち全員を殺し始めるまでは。