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画像: Apple
数年以上Macを愛用していて 、 Macworldを読んだことがあるなら、特定のカスタム機能のためにAppleScriptを1つか7つくらい使っているはずです。私も何年も前に、仕事の開始時と終了時に様々なアプリを起動・終了する非常にシンプルなスクリプトを書きました。この起動・終了スクリプトは、私が離れている間に一部のアプリがデータ収集やダウンロードを続けるのを防ぎます。(このスクリプトは11年前にMacworldのために書いたものです!)
AppleScriptを使用している場合、macOS 10.15 Catalina以降のアプリやシステムユーティリティの実行に関する新しい権限要件に違反している可能性があります。Catalina以降に初めてアップグレードしたとき、または新しいアプリをインストールするたびに、システムの特定の部分を制御する許可をアプリに要求される場合があります。これには、Finderへのコマンドの送信(クリックするだけで許可)や画面録画機能の使用(セキュリティとプライバシー環境設定の「プライバシー」タブから許可)が含まれます。
スクリプトエディタを必要とせずに実行できるようにアプリとして保存されたAppleScriptの場合、スクリプトの一部のアクションを実行するには許可を与える必要があるというプロンプトが表示されたことがあるかもしれません(私もそうでした)。しかし、許可を与えるをクリックしても何も起こりません。
解決策は、スクリプトエディタを使うことです。ただし、短時間だけ使用してください。スクリプトエディタ(アプリケーション > ユーティリティにあります)を開き、AppleScriptアプリを開きます。スクリプトエディタ内でアプリを実行し、要求された権限をすべて付与します。これで、スクリプトをアプリとして再保存できます。
- Option キーを押しながら、 「ファイル」>「名前を付けて保存」を選択します。
- まだ選択されていない場合は、[ファイル形式]メニューから[アプリケーション]を選択します。
- 元のファイルを上書きしないように、場所と新しい名前を選択します。
- [保存]をクリックします。
これでスクリプトを実行すると、問題なく動作するはずです。それでも問題が解決しない場合は、「セキュリティとプライバシー」環境設定の「自動化」の「プライバシー」タブを確認してください。AppleScriptアプリのチェックボックスがオフになっている場合は、チェックを入れてください。

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著者: Glenn Fleishman、Macworld 寄稿者
グレン・フライシュマンの最新著書には、『Take Control of iOS and iPadOS Privacy and Security』、『Take Control of Calendar and Reminders』、『Take Control of Securing Your Mac』などがあります。余暇には、印刷とタイポグラフィの歴史に関する執筆活動も行っています。Macworldのシニア寄稿者で、Mac 911を執筆しています。