デジタル写真をたくさん撮る季節です。世界中で家族が集まり、様々な祝日を祝うこの時期、お父さんが七面鳥を切り分けているところから、アルおじさんが頭にランプシェードをかぶっているところまで、きっと複数のデジタルカメラで写真が撮られることでしょう(ああ、アルおじさん、いつ見ても飽きない!)。

デジタルカメラの素晴らしいところは、最高の一枚を撮るために50枚も写真を撮れることです。iPhotoは、それらの写真を全て読み込み、整理し、表示してくれるので、良い写真と悪い写真を区別することができます。しかし、iPhotoアルバムから削除した写真はどうなるのか、考えたことはありますか?
馬鹿げた質問に思えませんか?削除された写真は…そう、削除されたんですよね? なるほど!iPhotoでは違います。iPhotoは、実はちょっと心配性なアプリケーションなんです。iPhoto(少なくともiPhotoのプログラミングチームは)デジタル写真が大切なデータであることを知っています。一生に一度の大切な写真を誤って削除してしまったとしても、iPhotoは責任を負いたくないと思っています。だからこそ、iPhotoで削除ボタンを押しても、問題の写真は実際には削除されません。代わりに、iPhotoのゴミ箱(左の写真)に追いやられます。このデジタルゴミ箱は、iPhotoのゴミ箱を空にする手間をかけるまで、不要な写真を保管しておく場所なのです。
なぜこんなことを延々と言っているのか?それは、先日、彼女のMacBookにディスク容量不足の警告が表示されたから。ハードディスクの空き容量はたった111MBしか残っていなかったのだ。彼女はMac評論家として知られる私を見て、「直して!」と言った。彼女の最初の考えは、もっと大容量のハードディスクを買ってMacBookに取り付ければいいんじゃないかということだった(彼女のデータをバックアップから復元する時間を考えると、かなり簡単な作業だが、時間はかかる)。しかし、私はひそかにiPhotoのせいではないかと疑っていた。
iPhotoのゴミ箱アイコンをクリックすると、これまで忘れ去られていた何千枚もの写真(中には私自身の写真も)が、iPhotoが慌てて削除されないように辛抱強く保管していたことが分かりました。ゴミ箱を空にするには、ゴミ箱を右クリックして「ゴミ箱を空にする」を選択するか、iPhotoメニューから「ゴミ箱を空にする」を選択します。すると、わずか数分でなんと10GBものハードディスク容量が解放されました。
ということで、このホリデーシーズンに公共広告として、ちょっと時間を取ってiPhotoのゴミ箱にどれだけの写真が残っているか見てみましょう。ハードドライブの空き容量がどれだけ増えるか、きっと驚くはずです。