
富士フイルムは本日、デジタルカメラ「FinePix 4800 Zoom」の全国出荷を開始したと発表しました。このカメラは今年2月に発表され、FAポルシェがデザインしたボディを採用しています。
FinePix 4800 Zoomは、富士フイルムによると、240万画素の「スーパーCCD」センサーを搭載し、430万画素の画像を生成します。また、USBクレードルも付属しており、Webカメラとしても使用できるほか、カメラのリチウムイオン電池の充電も可能です。さらに、30秒間の音声注釈機能、AVI(QVGA Motion JPEG、10フレーム/秒)動画録画(最大80秒)、最大30分間の音声録音機能も備えています。
このカメラは、AF/2.8 3倍スーパーEBCフジノン非球面ズームレンズを搭載しています。このレンズは、35mm判換算で36-108mm相当の焦点距離をカバーし、約10.8インチ(約25cm)までのマクロ撮影が可能です。ポップアップ式フラッシュを内蔵し、赤目軽減、フラッシュキャンセル、スローシンクロなど5つのモードを備えています。
FinePix 4800 Zoomは、5つのプログラム露出モード、3つの測光モード、そして高度な自動ホワイトバランス(または6つの手動ホワイトバランス)設定を備えています。シャッタースピードは、オートモードで1/4秒から1/2000秒、ナイトモードで1/2000秒から3秒まで設定できます。また、ISO感度は125/200/400に対応しています。
このカメラは、JPEG形式で3種類の圧縮レベル(ファイン、ノーマル、ベーシック)で画像を記録します。スマートメディアカードには、1600 x 1200から640 x 480までの画像サイズで記録できます。
カメラのサイズは3.1 x 3.8 x 1.4インチ(約8.7 x 9.3 x 3.8cm)、重量は約9.1オンス(約230g)(バッテリーを除く)です。付属品には、16MBスマートメディアカードとバッテリー、ACアダプター、ハンドストラップ、ビデオケーブル、USBケーブルが含まれます。ソフトウェアには、FinePix Viewer、DP Editor、Exif Launcher、ActiveShare、VideoImpression、QuickTimeが含まれています。
FinePix 4800 Zoom の希望小売価格は 699 ドルです。