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ジョブズ氏が設立したApple Mapsチームを支援するApple Storeスタッフ

Appleは、Apple Storeの従業員4万人にiOS 6のApple Mapsの修正への協力を求めている。

Macrumorsの情報筋によると、Appleは店舗内に制度を設け、店舗のチームに毎週40時間のスタッフ時間を割いて、担当エリアのAppleの地図データを手作業で調査し、修正や改善を提出するよう求めているという。

ある情報筋によると、10人の従業員のチームが店舗でプログラムに参加し、そのチームは指定された「主題専門家」によって監督されるという。

Appleは、TomTomを含むパートナー企業と協力し、Appleマップの修正に取り組んでいると発表しました。Appleは、Appleマップのユーザーに対し、誤りが見つかった場合はエラーレポートを提出するよう求めています。Appleマップの誤りの報告は簡単なプロセスで、Appleは48時間以内に問題を修正することを目指しています。しかし、イースト・クロイドン駅が土曜日にAppleマップから消えていたことをお伝えしましたが、現在も掲載されていません。

Appleの地図作成に関する専門知識の欠如は、不十分なApple Mapsのリリースからも明らかです。また、専門家からは質の低いデータを使用していると批判されています。報道によると、Googleはマップ開発に7,100人の人員を投入しており、これはAppleを大きく上回っています。Appleは人員増強に取り組んでおり、マップ開発に携わるエンジニア(一部はGoogleに雇用されているとされています)を募集しています。

最近の報道では、iOS担当副社長のスコット・フォレストール氏がApple Mapsの責任を負うべきだと示唆されているが、ブルームバーグの報道によると、ジョブズ氏自身がApple Mapsプロジェクトを立ち上げ、フォレストール氏に責任者を任命したという。ブルームバーグの情報筋によると、この秘密チームはApple本社ビル2号館3階に拠点を置いていたという。

この報道では、ジョブズ氏がGoogleを嫌っていたことも指摘されている。その理由は、GoogleがiOSの機能を模倣していると信じていたことと、iOS版Googleマップでターンバイターン方式のナビゲーションを廃止していたことにある。しかし、ジョブズ氏がiPhoneからGoogle検索を廃止することを検討していた際、情報筋によると、顧客がその動きに反対するのではないかと懸念していたことも報道されている。

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