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Mac を買わなければ地球を救いますか?

正直に言うと、つい最近購入したMac Pro(こちらとこちらで詳しく書いています)には本当に満足しているのですが、新しいMac Proが発表された時、少し弱気になってしまいました。「今のMac Proはいくらで売れるんだろう?Apple Storeからの翌日配送はいくらかかるんだろう?今のMac Proはリサイクルできるので、問題ないんだけど」と思ったのです。

前の世代のMac Proは、今の私には必要以上に、いや、おそらく今後数年は必要になるであろう(Appleがあの忌々しいグラフィックカードをmini DisplayPort搭載で出荷してくれるかどうかは別として。数週間遅れているようですが)コンピュータとして十分すぎるほどです。それでも、新しいMac Proを買いたいという衝動に駆られました。読者の皆さんもきっと、最新最高のガジェットにアップグレードしたいという不可解な衝動に駆られたことがあるのではないでしょうか。目に入ったガジェットが本当に必要かどうか、一瞬たりとも考えずに。

「Last Year's Model」は、様々な超オタクたちが昨年のモデルで満足している理由を紹介する新しいプロジェクトです(現在ウェブサイトで注目されているのは、  Macworld寄稿者で有名なライフハッカーのジーナ・トラパーニ氏とDiggのケビン・ローズ氏です)。あなたもこのプロジェクトに参加できます。現在のテクノロジーに満足していることをブログやツイートに投稿し、#lastyears のタグを付けて投稿すれば、あなたも「ケチ…いや、エコフレンドリーな生活」に満足できるはずです。

この考え方については、賛否両論あります。消費財の購入を減らすことは地球にとって良いことです(もちろん、それらの商品のほとんどはすでに生産され、小売チェーンに輸送されているため、節約効果は想像するほど大きくはありません)。しかし、一方では、私たちは世界的な経済危機の真っ只中にいます。ポケットに少し余裕のある人は、外出してその富を少しでも分配してみるのも良いかもしれません。

とはいえ、私は経済学者でも環境の専門家でもないので、私が言うことはすべて、天然の有機海塩の大きな粒と一緒に受け止めたほうがよいでしょう。