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ウォズのビデオ:いたずら、スティーブ・ジョブズ、そしてApple IIが全てを変えた方法

Appleの共同創業者、スティーブ・ウォズニアックが1984年にMacユーザーグループでMacについて語る動画が公開されました。約2時間に及ぶこの動画では、ウォズニアックがAppleとMacを支える技術について語り、Appleのもう一人の共同創業者であるスティーブ・ジョブズとの「いたずら」や冒険談なども交えながら語っています。

当時のスティーブ・ジョブズの人柄を垣間見る機会は数多くある。「スティーブ・ジョブズのアプローチ、つまり彼が追求する製品に卓越性を追求することで、創造力は開花した。自分の作品である限り、彼はそれが素晴らしいと信じている」とウォズは冗談めかして語る。 

「彼は世界最高のショーマンであり、最高の話し手であり、人生で出会うことのできる最も有能で知的な人物だ」と彼は付け加えた。 

一方、ウォズはこう言った。「僕はただ普通だよ。デニーズに行くだけだ。」

ウォズは、電子工学とコンピューターの世界に足を踏み入れた経緯を語ります。「両親は主にエンジニアでした」と彼は言い、シリコンバレーに住んでいたことでコンピューターへの興味を育むのに恵まれた理由を語ります。

ウォズは、自分が立ち上げたジョークラインの話を語る。留守番電話を月40ドルで借りていた時のことを。「1972年当時、それはかなり高額だった」。ウォズは毎朝新しいジョークを録音していた。「たいていはポーランド人のジョークだった。人々が敏感だとか、そういう問題ばかりで、ポーランド人のジョークは当時本当に人気だったんだ」と彼は冗談を言った。   

ジョブズと初めてシカゴを訪れたときの面白いエピソードもあります。空港に到着すると、ある洗礼者が本を売ろうと出迎えてくれました。ウォズは彼らが支払いを拒否したのだと思っていましたが、ホテルに戻るとジョブズのベッドの上にその本があるのを見つけました。

ウォズは Apple II について次のように述べている。「サイズ、外観、そして見た目の標準を確立しました。パーソナルコンピュータの特徴をすべて備えています。」

ウォズは、Apple IIを初めて披露したウェストコスト・コンピュータショーで、ザルタレ・コンピュータのパンフレットを作ったといういたずらについて語る。「スティーブ・ジョブズにさえ、こんなことをしているとは知られないようにしようと決めたんだ」とウォズは明かす。

このビデオは、TUAW 経由でこちらからご覧いただけます。