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パナソニック、3D HDTVの生産を増強

編集者注: 以下の記事は、PCWorld.com の Geek Tech ブログから転載したものです。

パナソニックは、予想を上回る需要を受けて、3D HDTV セットの生産を増やす計画を発表した。

同社の最新の3D対応プラズマテレビ製品ラインであるVT25は先月米国に上陸したが、パナソニックのテレビ事業責任者である上原宏敏氏によれば、発売時には「非常に強い反響」があったという。

これらのコメントは、この電子機器会社が、製品発売後、米国での割り当てがわずか1週間で完売したと嬉しそうに発表した後に出されたものである。

フィナンシャル・タイムズの記事(登録制)で、上原氏はさらに詳しい情報を提供し、パナソニックのプラズマパネル工場の生産能力が予想外の販売数の増加に対応するために30%増強されたと付け加えています。この生産能力増強により、米国の需要を満たし、今後2ヶ月で予定されている日本と欧州でのテレビ発売に向けた準備が整うと期待されています。

では、こうした初期の成功事例は、3Dテレビの未来に明るい兆しを与えているのでしょうか?多くの大手メーカーが今年、この技術を次世代のエンターテイメント革新として売り込み、積極的に推進しています。映画館では『アバター』に始まり、近年の『タイタンの戦い』など、多くの主流3Dコンテンツが上映されているため、消費者が3Dに反応し始めているのも当然と言えるでしょう。

しかし、映画館で 3D エンターテインメントが一般的になりつつあるからといって、早期導入者が自宅で 3D 対応のセットを最大限に活用できるようになるまでどのくらいの時間がかかるのかを自問してみる価値はあるだろう。

時間が経てば分かるだろうが、パナソニックは好景気が続くことを期待しているに違いない。

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