アイオメガは火曜日、Mac OS、Linux、Windowsで動作するネットワーク接続ストレージ(NAS)アプライアンス「StorCenter ix2 Network Drive」の新機能を発表しました。StorCenter ix2は1TB構成と2TB構成が用意され、それぞれ300ドルと480ドルで販売されます。

StorCenter ix2は、組み込みLinuxカーネルを使用して動作します。メディア配信機能、Bluetooth、ビデオ監視機能を備え、プリンタ接続用のギガビットイーサネットポートとUSB 2.0ポートを備えているため、プリントサーバーとしても機能します。
内部には、RAID レベル 1 アレイに構成された 2 つの 7200 RPM シリアル ATA (SATA) ハード ディスク ドライブ メカニズムがあり、400 MHz プロセッサと 128 MB の RAM とペアになっています。
このデバイスは UPnP および DLNA に準拠しているため、Microsoft Xbox 360 や Sony PlayStation 3 などのデバイスとデジタル メディアを共有できます。また、iTunes サーバーとしてファイルを共有することもできます。
最近のアップデートでは、ix2に保存されているファイルやメディアに、どのWebブラウザからでもリモートでアクセスできる機能が新たに追加されました。ix2の設定もリモートで変更可能ですが、このサービスは有料です(初年度は無料、その後は毎年10ドルかかります)。
また、このリリースではBitTorrentダウンロードのサポートも新たに追加され、大容量のメディアファイルをデバイスに簡単にダウンロードできるようになりました。フォルダクォータ機能により、共有ストレージフォルダの最大容量を設定できるほか、ジャンボフレームのサポートにより、ネットワークトラフィックの増加時に大容量ファイルのデータフローを高速化できます。
Iomega は Mac サポートも改善し、Apple File Protocol (AFP) のネイティブ サポートを追加しました。