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クルーファインダーズ 5年生

ClueFinders 5th Gradeは、その名前にもかかわらず、手がかりを探すゲームではありません。4人のキャラクターは謎の島に閉じ込められており、彼らが集めているのは手がかりではなく、CrypTilesです。CrypTilesは基本的にポイントで、生徒が十分な数を集めると謎が解けます。

ClueFindersは、論理や言語、算数、地図の読み方など、小学5年生のあらゆるスキルを養います。各アクティビティには4段階の難易度が用意されているので、様々な能力の生徒に対応できます。プログラムは、生徒の学習状況に応じて、自動的に課題の難易度を調整します。ロボットキャラクターのLaptrapをクリックすると、生徒は自分のレベルと位置情報の最新情報を確認できます。

残念ながら、一部のアクティビティには適切な説明が欠けています。例えば、「生物圏チャンバー」アクティビティでは、生徒に捕食者と被食者を選択し、指定された繁殖率に基づいて生存可能な捕食者の数を推定させます。しかし、このアクティビティには事前に操作方法に関するガイドラインが一切提供されておらず、結果として、生徒はシミュレーションが成功するまで、捕食者と被食者の正しい比率を推測するしかありません。ClueFindersのすべてのアクティビティにおいて、生徒が間違った答えを出した場合、説明は一切ありません。

いくつかのアクティビティは設計が不十分です。特に「Poison Garden」のアクティビティ、特にアメリカの地理の部分は問題がありました。このゲームでは、生徒はスタート地点からゴール地点まで、避けるべきエリアのルールに従いながら進むように指示されます。しかし残念なことに、生徒が州をうまく避けられるかどうかは、線の引き方に左右されます。プログラムが線を描画する方法によっては、実際には正しい答えが不正解と表示されることがあります。

さらに、生徒が文の断片を正しい順序に並べるCrypTile Storyアクティビティは、ある程度恣意的です。文には最適なバージョンがあるかもしれませんが、他にも意味を成すバージョンは数多く存在します。

Clue Finders 5th Grade には、印刷可能なワークシートと生徒の進捗状況を追跡するためのインターフェイスが収録された 2 枚目の CD-ROM も含まれています。