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iCloudメールが送信できない?解決するには、次の点を確認してください。

iCloud アイコン 2015

画像: Apple

メールは古風なイメージを持つ人もいるかもしれませんが、毎日何十億ものメッセージがメールを通して送られています(中には受け取りたいメッセージもあります!)。AppleのiCloudサービスには、メールアドレスとメールの送受信機能が含まれています。しかし、iCloudが拒否した理由がわかるような詳細なエラーメッセージが表示されず、メッセージを送信できないという状況に陥ることがあります。

最も一般的な理由は次のとおりです。

  • 無効なiCloudアドレス:Appleは他のドメインのメールアドレスが正当なものかどうかを確認できませんが、icloud.com、mac.com、またはme.comで終わるアドレスを持つ相手にメールを送信しようとした場合、そのアドレスが存在しない、メールアプリとiCloud.comは送信を拒否します。また、アプリ側でどのアドレスが間違っているかが分からない場合もあり、ユーザー自身で調査する必要があります。(他のドメインの無効なアドレスは、そのドメインのメールサーバーによって返信メールとして拒否されます。)
  • 1 つのメッセージの受信者が多すぎる:多数の人にメッセージを送信することはまれですが、Apple では 1 つのメッセージの受信者を合計 500 人に制限しています。
  • すべてのメッセージの受信者が多すぎる場合:24時間あたり1,000人の受信者、合計1,000通のメールまでに制限されています。受信者は必ずしも同一である必要はありません。つまり、異なるメッセージ間で重複してカウントされます。100人に10通ずつ送信した場合でも、10人に100通ずつ送信した場合でも、非常に疲れている1人に1,000通のメッセージを送信した場合でも、すべて同じカウントになります。
  • 添付ファイルのサイズ超過:送受信メールの本文と添付ファイルの合計サイズは、20MBという途方もなく小さい値を超えることはできません。2021年にこんなことを書いていると、信じられない気持ちになりますが、Appleのドキュメントにはそう記載されています。Apple Mailで Mail Dropを有効にすると、iCloudを一時保存に使用して、1メッセージあたり最大5GBの添付ファイルを保存できます。Mail Dropにも 独自の制限があります

この Mac 911 の記事は、Macworld の読者 Linda から寄せられた質問に対する回答です。

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著者: Glenn Fleishman、Macworld 寄稿者

グレン・フライシュマンの最新著書には、『Take Control of iOS and iPadOS Privacy and Security』、『Take Control of Calendar and Reminders』、『Take Control of Securing Your Mac』などがあります。余暇には、印刷とタイポグラフィの歴史に関する執筆活動も行っています。Macworldのシニア寄稿者で、Mac 911を執筆しています。