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Songbird 1.0はダウンロード可能です
鳴鳥

Mozillaの熱狂的なファンにとって、オープンソースの音楽再生アプリケーション「Songbird」がバージョン1.0をリリースしたという知らせは朗報でしょう。これは、私たちを邪悪なiTunesの支配者から解放してくれる、いわば「何か」のようなものです。最大のセールスポイントは、オープンソースであることと、既存のプレイヤーではないという点でしょう。

魅力が何なのか確かめてみることにしました。iTunes Storeには愛憎入り混じった感情を抱いています。音楽を入手できるのは嬉しいこともありますが、ほとんどの場合、不満を感じています。Songbirdにはそのようなストアがありませんが、これはメリットと言えるかもしれません。一方で、ストアがないと、音楽をコンピュータに取り込む主な方法はCDをリッピングするしかありません。CDリッピングはまだ計画段階の機能だというのは、皮肉な話です。既存のiTunesライブラリからインポートすることはできますが、購入できるストアも、CDの音楽を直接アプリケーションに取り込む方法もありません。

わかった、わかった。ちょっと話は逸らそう。私はiPodで音楽を聴くのが好きなんだ。でも残念なことに、iPod、iPhone、そしてZuneのサポートでさえも、いわゆる「近日公開」機能の一つなんだ。だから今はコンピューターに縛られて、既存の音楽しか聴けない。まあいいか、古いMacをサウンドシステムに接続しているからね。まあ、「古い」ってのはIntel Mac以降ってことだろう。PowerPC Macはサポートされていない。全くサポートされていない。OS X 10.5より前のバージョンもサポートされていない。

どうもSongbirdがMacコミュニティに火をつけるとは思えない。ただ、純粋なフラストレーションから自然発火するような事態を除けばの話だが。CDリッピングもiPod対応もストアも統合されていない、Intelと10.5インチOS専用の音楽プレーヤーなんて、人々が本当に求めているものとは思えない。