iPhoneで音声メモを録音できたらいいのにと思ったことはありませんか?App Store、バージョン2.0ソフトウェア、そしてJott(無料)を使えば、それが実現できます。Jottは、ちょっとしたメモやToDoリストを記録し、携帯電話やウェブブラウザを使ってどこからでもアクセスできるオンラインサービスです。iPhone版Jottは、Jottのオンラインサービスへの便利なフロントエンドです。もちろん、iPhoneでメモを入力することもできますが、それはちょっと時代遅れです。代わりに、画面をタッチするだけで音声録音が開始され、録音が終わったらもう一度タッチするだけです。
メモを録音すると、音声メッセージはJottのサーバーに送信され、そこで文字起こしされます。いくつかテスト用のメモを録音してみましたが、文字起こしの精度には非常に感心しました。文字起こしが完了するまで(数分かかる場合があります)、Jottのインターフェースにはメモに「文字起こし待ち」というラベルが表示されます(再生ボタンを押せばいつでも聞くことができます)。文字起こしが完了すると、テキストが録音に追加されます。録音は自分で作成したフォルダに分類できるので、Jottを複数のタスクに簡単に活用できます。

Jottを使う際に少し問題がありました。初めて音声メモを録音した時は、問題なく動作しているように見えました。文字起こしが完了するのを待っている間に、MacのSafariでJottのウェブサイトにアクセスし、自分のアカウントにログインしました。(ウェブサイトとiPhoneアプリは連携が良好で、片方で変更を加えるとシームレスにもう片方に移動します。)すると、録音内容はすでに文字起こしされていました。しかし、iPhoneでJottを再度起動すると、読み込みに失敗し、ホーム画面に戻ってしまいました。iPhoneの電源を完全に切ってリセットしても、問題は解決しませんでした。
結局、アプリをアンインストールしてApp Storeから再インストールすることで問題は解決しました。幸い、無料プログラムだったので助かりました。有料プログラムで同じことが起きていたらどう対処すればいいのか、私には分かりません。
Jottはオンラインサービスなので、アカウント登録が必要です。アカウント登録には携帯電話番号とメールアドレスが必要です。また、iPhoneで録音したメモはすべてJottのサービスを経由して文字起こしされるため、極秘の仕事関連のメモにはJottを使うのはおすすめできません。とはいえ、それ以外の用途では、録音の手軽さと録音したメモの自動テキスト化が気に入っています。