iPhoneやiPadアプリにとって、シンプルさはしばしば望ましい特性です。App Storeとアプリ体験全体を通して、ユーザーは優れたアプリを見つけ、最小限の手間でそれらを使って目的を達成できるよう配慮されているようです。比較的広い画面を持つiPadの発売に伴い、iPhoneで同様のタスクを実行するために設計されたアプリよりも高度なアプリがいくつか登場しました。しかし、ほとんどの場合、ユーザーは数分以内にアプリを起動して使い始めることができます。

しかし、使いやすさとシンプルさが行き過ぎてしまうこともあります。Diego Chiodini の個人用スケジュールアプリEasy Agendaがその好例です。Easy Agenda のメイン画面は、右上隅に曜日と日付、そして午前 6 時から深夜 12 時までの各時間に対応する行を含むページで構成されています。各時間には 1 行 (画面の端をはるかに超えることもあります) の情報を入力することができます。ただし、それでも 1 行のみという制限があります。時間をセグメントに分割することはできません。また、アジェンダ項目を繰り返しの予定として作成することはできません。
Easy Agendaでは、別のページに(同じ太さ、同じ色で)描画することも可能です。また、フリーフォームのテキストボックスに入力した内容を描画と組み合わせることもできます。カレンダーページと同様に、テキストは単一のフォント、サイズ、スタイルでのみ入力できます。描画ページと毎日の予定ページは、アプリ内からメールで送信できます。
開発者は6ヶ月カレンダーも搭載しており、日付をタップするだけで予定やタスク、メモを簡単に入力できます。ただし、このアプリには「リマインダー」機能は搭載されていません。その日が来たら、何をすべきかが表示されます。残念ながら、カレンダーは6ヶ月表示のみで、年の最初の6ヶ月と最後の6ヶ月に分かれています。例えば6月の場合、カレンダービューでは年の最後の6ヶ月にアクセスできません。7月1日以降の日付を入力するには、日次ページを1ページずつめくっていき、正しい日付にたどり着くまで入力するしかありません。
Easy Agendaは、非常に簡単なアジェンダを持つ人のために設計されているのは明らかです。多くのシンプルな「付箋」アプリも、そのようなユーザーにとって同様に役立ちます。
[ジェフ・メロンはノースカロライナ州在住のフリーランスライター兼編集者です。 ]