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報道:クック氏がアップル社員にメールでメッセージ

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Ars Technicaによると、新CEOに就任したティム・クック氏は木曜日、同社の従業員に宛てた電子メールで従業員を鼓舞し、その中でアップルへの入社を「これまでで最高の決断」と表現し、「アップルの明るい未来に対するスティーブの楽観主義に共感する」と述べた。
スティーブ・ジョブズの辞任のニュースが報じられる中、多くの人々が抱いている疑問は、ティム・クック率いるAppleがどのような姿になるのかということだ。予想通り、クックはジョブズが描いた進路に沿ってAppleを舵取りする意向のようだ。
Appleは決して変わることはないと確信してほしい。私はApple独自の理念と価値観を大切にし、称賛しています。スティーブは世界でも類を見ない企業文化を築き上げました。私たちはこれからもその理念に忠実であり続けます。それは私たちのDNAに刻まれています。私たちはこれからも、お客様に喜んでいただき、従業員が仕事に誇りを持てる、世界最高の製品を作り続けてまいります。
意外?特に意外でもない。クック氏は、ジョブズ氏が無期限の病気休暇に入った今年初めから、日常業務の責任者を務めてきた。2004年に前CEO(この言葉、いつまでたっても慣れないかもしれないが)が膵臓がんの治療を受けていた時も、同じ責任を担っていた。
クック氏は電子メールでジョブズ氏への恩義を認め、「私にとって素晴らしいリーダーでありメンターだった」と述べ、共同創業者であるジョブズ氏が引き続き取締役会長の職に就くことを従業員に改めて伝えた。