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Adobeは火曜日、ビデオ制作向けビジュアルエフェクトアプリ「After Effects」のメジャーアップデートを発表しました。ネイティブM1サポートが追加され、Apple Silicon搭載Macでのパフォーマンスが向上します。
Adobeによると、M1 Macでのコンポジションレンダリングは、10コアのIntel Xeon Wプロセッサを搭載したiMac Proの2倍の速度です。M1 Ultraプロセッサを搭載したMac Studioでのレンダリングは3倍高速です。After Effectsの起動はM1 Ultraで最大7倍高速です。

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After Effects のその他のアップデートには、Adobe Sensei AI を使用して編集されたクリップのシーンの変更を検出するシーン編集検出、3D 空間とレイヤーのビューをさらに提供する拡張ビューア、どの 3D レイヤーが同じ 3D 空間で一緒にレンダリングされるかを示す 3D レイヤーのビニング インジケーターなどがあります。
Adobeは、プロフェッショナル向けビデオ編集アプリ「Premiere Pro」もアップデートしました。インポート、ヘッダーバー、エクスポート機能が刷新され、Adobe Sensei AIを活用したカラー補正機能「Auto Color」、パフォーマンスとワークフローの改善、そして無料のAdobe Stockアセットが新たに追加されました。
Affect Effects と Premiere Pro のアップデートは、4 月 12 日から段階的にリリースされます。新しいバージョンは、今後数日中に Creative Cloud を通じてユーザーに公開される予定です。
AdobeのビデオコラボレーションプラットフォームであるFrame.ioが、Creative Cloudで利用可能になりました。同社によると、Creative Cloud向けのFrame.ioは「業界初、ポストプロダクション向けの統合レビュー・承認ワークフロー」です。
お客様は、Adobe ID を使用して、Premiere Pro または After Effects 内から Frame.io にログインできます。
著者: ロマン・ロヨラ、Macworld シニアエディター
ロマンはMacworldのシニアエディターで、30年以上にわたりテクノロジー業界を取材し、MacをはじめとするAppleエコシステム製品を中心に活躍しています。Macworld Podcastのホストも務めています。彼のキャリアはMacUserで始まり、Apple認定修理技術者(当時はAppleがそのような制度を設けていた)として認定されました。MacAddict、MacLife、TechTVでも活躍しています。