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新しいiPad miniにはついに現代的な充電ケーブルが付属

iPad mini A14のカラー

画像: Apple

新しいiPad miniは、マーケティング用の壁紙に至るまで旧モデルと全く同じように見えますが、新しいA17 ProプロセッサやApple Intelligenceのサポートなど、いくつかの注目すべき違いがあります。また、箱の中には新しいもの、最新の充電ケーブルが同梱されています。

Appleは2022年のiPad Proで編み込み式のUSB-C充電ケーブルを導入しましたが、2021年後半にアップデートされたiPad miniには搭載されませんでした。今週までアップデートが行われていなかったため、iPad miniだけが、以前ほど品質も耐久性も劣る旧ケーブルを装着したままでした。新しいiPad miniでは、Appleはこの問題を修正し、編み込み式のケーブルを同梱しています。

Appleは1mのケーブルを19ドルで販売しており、最大60ワットの充電とUSB 2.0(480Mbps)の速度でのデータ転送に対応しています。iPad miniのUSB 3 Gen 2ポートは初めて最大10Gbpsの速度でのデータ転送に対応しました。より高速な転送速度を利用したい場合は、別のケーブルが必要になります。

また、ヨーロッパにお住まいの場合、箱には充電器は同梱されていません。Appleは5月にiPad AirとProが届いた際に充電器を同梱しておらず、今週は第10世代iPadの箱からも充電器を同梱していません。これは、EUにおける電子機器廃棄物に関する規制の波に対応したものと考えられます。Appleは、米国およびその他の地域で販売されるiPadには、引き続き20Wの充電器を同梱しています。

iPad miniは現在予約注文可能で、10月23日水曜日に店頭に並ぶ予定です。

著者: マイケル・サイモン、Macworld編集長

マイケル・サイモンは20年以上にわたりAppleを取材しています。iPodがまだiWalkだった頃からSpymacで噂を取材し始め、Appleがこれまでに製造したほぼ全てのiPhoneを所有しています。妻と息子、そして数え切れないほどのガジェットと共にコネチカット州に住んでいます。