Apple Siliconへの移行が迫るIntel Macは残りわずかとなったが、大型モデルの中には「M」モデルへの刷新を待つものもまだいくつかある。中でも注目すべきは、旧来の外観とチップを継承する27インチiMacだ。
MacBook Pro、iPhone 13、24インチiMacの詳細を正確に予測してきたDylan (@dylandkt) は、スペースグレーの筐体に至るまで、今年初めに製造中止となったiMac Proの復活を思わせる大型iMacに関する大量の詳細を漏らした。
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ディラン氏によると、iMacには先月発売されたMacBook Proと同じ「M1 ProとM1 Max」が搭載されるという。また、ベースモデルにはAppleのハイエンドノートパソコンと同様に、16GBのRAMと512GBのストレージが搭載されるという。現在、27インチiMacのRAMは8GBから始まり、オプションで128GBまで拡張できる。
ディラン氏によると、iMacにはMacBook Proと同じポートが搭載されるという。現行の27インチiMacには既にSDXCカードスロットとHDMIポートが搭載されているが、Thunderbolt/USB-C以外のビデオポートを搭載したiMacは今回が初めてとなる。ディラン氏はUSB-Aポートが廃止されるかどうかについては言及していないものの、イーサネットポートは24インチモデルと同様に電源アダプタに移動されると述べている。
ディスプレイに関しては、Dylan氏によると、画面サイズは27インチのまま維持されるとのことだが、4月のM1モデルで21.5インチから24インチに変更されたことを考えると、やや意外な結果と言える。しかし、同氏は、パネルにはMacBook Proと同様にミニLEDとProMotion技術が採用される(おそらくノッチはなくなる)と報告している。また、新モデルではFace IDが「テスト済み」だが「確定ではない」と明かしている。AppleはまだMacに顔認証技術を搭載していない。
解像度については言及していないが、現行モデルは5Kパネル(5120×2880)を搭載している。外観については、「ダークベゼル」と「iMac 24に似たデザイン」になるとだけ述べている。ディラン氏によると、新型iMacは2022年前半に発売されるという。彼は以前、AppleがiMacの発売を延期したのは、MacBook Proとの競合を避けるためだと報じていた。
著者: マイケル・サイモン、Macworld編集長
マイケル・サイモンは20年以上にわたりAppleを取材しています。iPodがまだiWalkだった頃からSpymacで噂を取材し始め、Appleがこれまでに製造したほぼ全てのiPhoneを所有しています。妻と息子、そして数え切れないほどのガジェットと共にコネチカット州に住んでいます。