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新しいiPadを手に取って:初見

私たちは幸運にも、発表のライブ放送(サンフランシスコからロンドンまで中継)に続いて、新型 iPad を数分間試す機会に恵まれました。

iPad HDやiPad 3という名前ではなかったという衝撃を乗り越え、新しいiPadをじっくりと眺めてみました。新しいデバイスを使ってみての印象をいくつかご紹介します。第一印象は、iPad 2よりも少し厚く、重く感じたことです。これにはいくつかの理由が考えられます。消費電力の大きいRetinaディスプレイと新しいiPadのA5Xチップを搭載するためにバッテリーが大きくなったのかもしれませんし、LTE 4G対応のアンテナにスペースが必要になったのかもしれません。AT&TとVerizonの規格の違いに対応するためにアンテナが異なるため、両社のバージョンでサイズに違いがあるのではないかとも思いました。

しかし、すでに非常にスリムで軽量なデバイスにおいて重要なのは、厚さや重さではありません。次に注目すべき点は、もちろん美しい画面です。

Appleのフィル・シラー氏はRetinaディスプレイについて、「このディスプレイに匹敵するデバイスはまだ他にありません」と述べています。もちろん、私たちの写真ではその魅力を十分に伝えることはできません。   

展示されていた新型 iPad はすべて、Apple のマグネット式スマートケースに収められており、既存の Apple ケースがフィットすることを証明しています (ただし、新型 iPad の厚みと新しい iSight カメラを考えると、iPad 2 ケースはフィットしないと思われます)。 

iPadでSmart Stringsを使ったGarageBandの新バージョンを簡単にデモしました。会場は少し騒がしかったので、私たちが作った魔法のような曲を聴くのは少し大変でした。 

iPadのカメラをiSightカメラと名付けるのは、昔のiSightカメラを復活させるなんて、ちょっと変なアイデアだと思いました。Appleはコンピューターだけでなく、名前もリサイクルするのが好きなんですね。iBook(iBooks参照)とiSightの商標を持っているなら、使い続けてもいいでしょう。とはいえ、AppleがMacのiSightカメラをFaceTimeカメラに改名したことを考えると、ちょっと奇妙ですね…。とはいえ、部屋の照明が暗いことを考えると、画質は悪くありません。 

ちなみに、これがiSightカメラです。名前はまだよく分かりませんが、カメラらしさが感じられません。 

前より少し厚くなったかな? 

iPad 3 や iPad HD は見当たりません。