昨年11月、Magic MouseがMac Proとの接続を頻繁に失ってしまうという記事を書きました。何度か試してみたものの、結局解決を諦め、頼りになるBluetooth接続のMighty Mouseを使うことにしました。
その後数ヶ月かけて、接続が切れる症状はMagic MouseとMac Pro(特に2009年モデル)の相性の悪さが原因であるという意見が一致しました。Mac Proは他のBluetoothデバイスとの接続に問題はなく、Magic Mouseも他のMacとの接続に問題はありませんでした。
先週、この問題を再検討する理由がありました。Magic Trackpadの購入を検討していたのですが、買って、Magic Mouse(今は引き出しにしまって不機嫌そうに眠っています)と同じ問題を抱えていると知るのは嫌でした。
うまくいったちょっとした修正

これをきっかけに、この症状の現状を調べてみました。当初は、まだ簡単な解決策は見つかっていないようでした。Mac ProのBluetoothアンテナが原因ではないかという説がいくつかありました。Cult of Macの記事によると、アンテナの位置が原因で「Mac Proは、Bluetoothアンテナの配置が適切である他のコンピュータと比べて、Bluetoothの受信状態がはるかに不安定になり、Magic Mouseは特にその影響を受けやすい」とのことです。さらに、BluetoothアンテナとMac Proのロジックボードを接続するケーブルが逆向きに誤って取り付けられているという説もありました。
考えられる解決策は? Mac Proのケースを開けて、関連するBluetoothケーブルの接続を逆にしてみる。あるいは、新しいBluetoothアンテナを取り付ける。あるいは、別途USB Bluetoothドングルを使用する。あるいは、最も極端な方法としては、AppleにMac Proの外装ケース全体を交換してもらう(一部のユーザーがそうしたと報告されている)。
これらの修正方法はどれも必ず効果があるとは限りません。そのため、Mac Proのハードウェアをいじって新たな問題を引き起こすリスクを冒すつもりはありませんでした。Magic Mouseを使わないだけで、もっと簡単に問題を完全に回避できるのですから。
もう諦めようかと思っていた矢先、最後の提案が見つかりました。マジックマウスの電池カバーを外すというものでした。試してみたところ、なんと、この簡単で素早い解決策で接続の問題は完全に解消されました。マジックマウスは今ではかなり快適に動作しています。実は、先週のある朝、不思議なことに症状が少しの間再発したことがありましたが、その後はすぐに消えていました。
ご心配かもしれませんが、カバーを外しても電池が落ちることはありません。見た目にも問題ありません。マウスを操作位置にすると、カバーが外れていることは分かりません。
アップルのコメント
この時点で、Magic Trackpadの購入を検討し直しました。購入を決める前に、最後のステップとして、地元のApple StoreでApple Geniusに会って、この症状に関するAppleの公式見解を尋ねました。その結果、以下のことがわかりました。
- Appleはこの症状を認識しており、根本的な原因はMagic Mouse自体にあると考えています(バッテリーカバーの修理が行われたことから、私も同感です)。AppleはMagic Mouseのファームウェアアップデートをリリースし、この問題を修正する予定です。しかし(当然のことですが)、Geniusはアップデートがいつ提供されるかについては一切言及しませんでした。
- AppleはMagic Trackpadで同様の問題が発生したという報告は受けていません。Geniusは、私がトラックパッドを試せば問題なく動作するだろうと自信を持っていました。実際、Geniusは私のMagic MouseをMagic Trackpadに無料で交換してくれました(私のMagic Mouseは返品期限をはるかに過ぎていましたが)。
一つだけ問題があったので、この交換には同意したつもりでした。Apple Storeにトラックパッドの在庫がなかったのです。その代わりに、レインカッシュをもらえました。
トラックパッドかマウスか?
この強制的な待機期間のおかげで、改めて自分の決断をじっくり考える機会ができました。Magic Mouseが使えるようになった今、このまま使い続けた方が良いのかと自問自答しました。そこで、アドバイスを求めてTwitterに「もしこれらのデバイスのうちどれか一つしか買えないとしたら、どれを選びますか?」と投稿してみました。
回答の中で意見の一致は見られませんでした。トラックパッドはわずかに優勢でしたが、大きな差ではありませんでした。少し意外だったのは(少なくとも私にとっては)、両方のデバイスを拒否し、サードパーティ製の代替品を好むという人が何人かいたことです。トラックパッドに関しては特に否定的な意見を述べる人も数人いて、使うと手首が痛くなると主張していました。これは私にとって全く役に立ちませんでした。まだどうするか決めていません。でも、いずれは決めます… いつか。