
画像: マイケル・サイモン/IDG
iPhoneに奇妙なバグが見つかり、ランダムなテキストメッセージや動画が突然送信されてしまうという事例が時々報告されていますが、今回もまた新たなバグが見つかりました。TwitterのCarl Schou氏が、スマートフォンの重要なWi-Fi機能を完全に破壊してしまう特殊なWi-Fiネットワークを発見したようです。
数年前のPower iMessageのバグと同様に、これはうっかりやいたずらでやってしまっても心配する必要はありません。他のネットワーク名も影響を受けるかどうかは不明ですが、ショウ氏はスマートフォンが異常をきたす前に、ネットワークSSID %p%s%s%s%s%nに接続していました。
SSID「%p%s%s%s%s%n」で個人用Wi-Fiに接続した後、iPhoneのWi-Fi機能が永久に無効になってしまいました。再起動もSSID変更も直りません :~) pic.twitter.com/2eue90JFu3
— vmcall (@vm_call) 2021年6月18日
上記のツイートでわかるように、ネットワークに接続すると、接続と切断を繰り返す無限ループが発生し、ネットワークに接続できなくなります。おそらく工場出荷時設定にリセットする以外に解決方法はありません。Schou氏は「再起動もSSIDの変更も解決しません」と述べています。確かに、誰かがあなたをからかおうとしたとしても、ネットワークリストに表示される可能性は非常に低いでしょう。これをいたずらで実行する唯一の方法は、友人の誰かにSSIDを上記の文字列に変更してもらうことですが、そうすると自分の携帯電話も同時に破壊されてしまいます。
ただし、注意喚起として、iPhoneにこのネットワークが表示された場合は接続しないでください。また、当然のことながら、携帯電話に表示されるオープンネットワークには接続しないでください。接続すると、これよりもはるかに大きな問題が発生する可能性があります。
著者: マイケル・サイモン、Macworld編集長
マイケル・サイモンは20年以上にわたりAppleを取材しています。iPodがまだiWalkだった頃からSpymacで噂を取材し始め、Appleがこれまでに製造したほぼ全てのiPhoneを所有しています。妻と息子、そして数え切れないほどのガジェットと共にコネチカット州に住んでいます。