編集者注: 以下の記事は PC Advisor からの抜粋です。

AppleがHTCが自社の特許20件を侵害していると訴えたことを受け、Googleは検索エンジン「Nexus One」の製造元であるHTCを擁護した。
Googleは「当社はこの訴訟の当事者ではありません。しかし、Android OSとその開発に協力してくれたパートナー企業を全面的に支持します」と述べた。
アップルは、これらの特許はiPhoneのユーザーインターフェースとスマートフォンの基礎となるアーキテクチャおよびハードウェアをカバーすると述べた。
「競合他社が当社の特許取得済みの発明を盗むのを傍観することも、何らかの対策を講じることもできます」と、AppleのCEO、スティーブ・ジョブズ氏は訴訟に関する声明で述べた。「競争は健全だと考えていますが、競合他社は独自の技術を開発すべきであり、当社の技術を盗むべきではありません。」
Apple社は訴訟でGoogle社の名前を挙げなかったが、Nexus One、TouchPro、Touch Diamond、Touch Pro 2などGoogleのAndroidモバイルOSを搭載したHTCの携帯電話、およびWindows Mobileプラットフォームを搭載した携帯電話の名前を挙げた。
アップル社はこのグループを「HTCのAndroid製品に関する告発」と名付け、このコレクションは同社の技術に依存していると述べた。
アップルは米国国際貿易機関(ITC)に対し、特許侵害のうち10件がNexus Oneに関連するものだと語った。
ソープ・リード・アンド・アームストロングの特許および知的財産弁護士であるバリー・コーエン氏は、アップルの訴訟にはグーグルを攻撃するというより大きな目的があるのではないかと推測した。
「その後、Googleを訴える計画はあるのだろうか?可能性はある」と彼はComputerworldに語った。
コーエン氏は、火曜日の提出書類がグーグルに直接対抗する第一歩に過ぎないとすれば、アップルはすでに戦略を定め、ゲームプランを実行していると予想していると述べた。
「アップルは賢い会社だ」と彼は言った。
しかし、コーエン氏は、グーグルがHTCと、アンドロイドOSに関連する特許侵害訴訟からこの携帯電話メーカーを守るために検索エンジンが協力することを保証する契約を結んでいるかどうかは不明だと述べた。
「どのような合意があるのか、あるいはそもそも合意があるのかさえ、我々は把握していない」と彼は述べた。「HTCがGoogleとの取引で知られる法律事務所を雇えば、それがヒントになるだろう」