
画像: Apple
iPhoneの画面が割れたり、カメラが壊れたり、ボタンが壊れてしまったりした経験がある方なら、Appleが新しいiPhoneの購入に使えるクレジットを提供するiPhone下取りプログラムで、そういった傷んだデバイスを受け入れていないことをご存知でしょう。しかし、Appleは態度を軟化させ、まもなく壊れたiPhone 5s、6、6 Plusの下取りを開始すると報じられています。
では、Appleの心変わりの理由は何なのでしょうか?9to5Macによると、割れたiPhoneをアップグレードモデルと下取りできれば、AppleCare+に加入していない場合は109ドルから149ドルかかる修理費用に納得する人は少なくなるでしょう。Appleは、破損したiPhoneの下取り価格を、5sで50ドル、6で200ドル、6 Plusで250ドルに設定する可能性が高いと9to5Macは報じています。eBayでiPhoneを売ればもっと高く売れるかもしれませんが、Appleの下取りプログラムはリスクがなく、手間も最小限で済みます。
そもそも画面が傷つかないように、AppleはBelkinなどのスクリーンプロテクターメーカーと提携し、店頭でスクリーンプロテクターを貼り付けるサービスを開始するようです。日本のブログ「MacOtakara」によると、Appleはまず日本のApple StoreでBelkinのスクリーンプロテクターの設置を開始するそうです。iPhoneにスクリーンプロテクターを貼ろうとしたことがある人なら、その面倒さをご存知でしょう。そして、うまく貼れたと思ったら、プロテクターの下に埃が溜まっていることに気づく、なんてことも。AppleとBelkinは、40ドル以下でこの面倒な作業を楽にするマシンを開発し、まもなく米国のApple Storeに導入する予定です。
これがなぜ重要なのか:スクリーンプロテクターは主にディスプレイの傷を防ぐものですが、AppleがiPhoneに使用しているCorning Gorilla Glassは強度が高く、傷つきにくいため、最近は傷の問題に悩まされることはほとんどありません。しかし、画面の損傷は、軽微なものから重度なものまで、iPhoneユーザーにとって大きな問題です。Appleがこの点を認識し、ペナルティを課さないのは安心できます。
更新:今日の午後、Apple の担当者が私に、Apple ストアが下取りプログラムの一環として破損した携帯電話の受け取りを開始したことを確認した。