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Macに影響を与える、容量を浪費する写真バグ

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空き容量が不足してMacの動作が遅くなるのを防ぐために、いつもファイルを削除しなければいけない状況に陥っていませんか?もしかしたら、バグが原因で画像や動画がMacの容量を必要以上に消費している可能性があるかもしれません。

これは、イメージキャプチャを使用してiPhoneまたはiPadからMacに画像や動画をインポートする場合にのみ適用されます。写真アプリを経由せずにインポートできるため、この方法をよく使用します。多くのプロの写真家も、イメージキャプチャを使用して写真をインポートしています。

NeoFinderによって特定され、こちらで報告されているこのバグでは、Image Captureがインポートした画像ファイルごとに最大1.5MBもの余分なデータを追加するというものです。この無駄な容量はすぐに蓄積され、NeoFinderによると、5,000枚の写真をインポートすると7.5GBもの余分な容量が必要になる可能性があります。

具体的には、「オリジナルを保持」ボックスのチェックを外した状態で画像をインポートすると、このバグが発生します(「オリジナルを保持」ボックスを表示するには、ウィンドウの左下にあるドロップダウンボックスをクリックする必要があります)。インポート元のデバイスの画像を削除して容量を節約したい場合は、このボックスのチェックを外しても構いません。また、iPhoneやiPadで撮影したHEIC画像をJPGSに変換する回避策の一環として、このボックスのチェックを外してもよいかもしれません。

画像キャプチャのバグ

NeoFinder は、Graphic Converter というアプリケーションの使用を推奨しています。このアプリの新しいベータ バージョンを使用すると、余分なデータを削除できます。

Appleは修正に取り組んでいるようです。同社はNeoFinderに詳細を問い合わせました。NeoFinderは次のように書いています。「Appleから連絡があり、追加情報とサンプルファイルの提供を求められました。つまり、Appleは確かに修正に取り組んでいるようです。」

著者: カレン・ハスラム、Macworld編集長

カレンはAppleの両陣営で経験を積み、20年以上前にMacworldに入社する前は、AppleのPR代理店で長年勤務していました。カレンのキャリアにおけるハイライトとしては、Appleのスティーブ・ウォズニアック氏へのインタビューや、BBCでスティーブ・ジョブズ氏の功績について議論したことなどが挙げられます。長年にわたりMacworldの英国版とオンライン版の編集に携わり、最近ではSEOとエバーグリーンコンテンツ、製品推奨と購入アドバイスに重点を置いています。