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フロリダ州の男性、1992年に発明したiPhoneを「盗んだ」としてアップルを100億ドルで訴える

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画像: アダム・パトリック・マレー

フロリダ州在住の男性が、Appleが1992年に取得した「電子読書端末」に関する特許を侵害したと訴えました。私たちの見解では、この端末はiPhoneとは全く似ていません。彼は100億ドルの損害賠償を求めています。いえ、これはThe Onionの記事ではありません。現実の出来事です。

トーマス・ロス氏は、フロリダ州南部地方裁判所への提出書類に、画面と物理キーボードを備えた長方形の箱型のデバイスの図面を添付していた。この書類はThe Telegraphが入手した。ご存知の通り、初代iPhoneは物理キーボードを搭載しない初のスマートフォンだった。ロス氏は、自分が「メディアとコミュニケーションツールの斬新な組み合わせを生み出した」最初の人物だと述べている。

トーマス・ロス特許

フロリダ在住のトーマス・ロス氏は、1992年にこの装置に関する特許を申請した。

ロス氏の図面は明らかに現代のiPhoneとは全く似ていない。しかし、彼の主張を額面通りに受け止めてみよう。1992年、ロス氏はメディアブラウジングと通信機能をタッチスクリーンディスプレイに統合したデバイスを構想していたのだ。ロス氏のスケッチにはモデム、ディスクドライブ、そしてソーラーパネルも含まれている。実に先見の明があるように思える。

ロス氏は100億ドルの損害賠償に加え、今後のiPhone売上高の1.5%(年間約35億ドル)を請求している。同氏は、法廷で自らの主張を審理するため、陪審裁判の開催を要請している。