アナリストによると、アップルは3月にテレビ関連のイベントを準備している可能性があるという。
ジェフリーズのアナリスト、ピーター・ミセック氏は水曜日に送付した調査ノートの中で、自身の「チャネルチェック」により、アップルが来月特別イベントを開催し、アップルTVセットトップボックス向けにサードパーティ製アプリを作成できるようにする開発者ツールを発表する計画であることが判明したと記している。
ミセック氏は、広く推測されているアップルのテレビがイベント中に発表されるとは思っていないが、新しい開発者ツールが将来のそのような製品の土台を整える第一歩になると考えていると、MacRumors は伝えている。
「チャンネルの調査によると、Appleは3月にApple TV関連の製品イベント(おそらくiTV SDKの発表)を開催する予定だ。9月か10月のiTV発売が目標になっていると思われる」と彼は書いている。

ミセック氏は、アップルのテレビは42インチから55インチで、価格は1500ドル(970ポンド)からになると予想している。
ミセック氏の報道を受けて、Apple製品発売予測に関しては優れた実績を持つThe Loopのジム・ダルリンプル氏は、ミセック氏の主張を「違う」と一言で反駁した。
パイパー・ジャフレーのアナリストは1月、アップルが今年テレビを発売すると主張したが、これは同氏が2009年2月から主張してきた予測である。
ミセック氏がApple TVについて語ったのは今回が初めてではない。昨年末、ミセック氏は投資家に対し、Apple TVのプロトタイプが「出回っている」と語っていた。
「ジェスチャー音声制御と新しいユーザーインターフェースが主な革新です」と彼は語った。
別の報道によると、アップルはアジアの部品サプライヤーと協力してテレビのいくつかのデザインをテストしているとのことだ。
Apple 社はテレビ業界へのさらなる進出を検討しているようだが、本格的なテレビを発売するよりも Apple TV セットトップボックスの改良に注力するとの見方が強い。
12月、アップルのCEOティム・クック氏はテレビは「非常に関心の高い分野」であると述べ、将来テレビ業界に進出することを示唆した。
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