
画像: OnePlus
数ヶ月前、OnePlusがMac用に開発したキーボード「Keyboard 81 Pro」についてお伝えしました。注目すべきは、AndroidスマートフォンメーカーがMac向けに設計したという点です。現在、239ドルで販売されています。
OnePlusはキーボードの開発に協力し、MacとWindows向けの高品質キーボードで定評のあるKeychron社と提携しました。Keyboard 81 Proには、Macユーザーが使い慣れたキー、例えば(なんと!)Commandキーなどが搭載されているようです。これはWindowsキーボードでは見かけないキーです。しかし、Optionキーは1つしかなく、しかも左側にあります。一方、FnキーはMacユーザーが通常Optionキーのある右側にあります(MacBookではFnキーは左下隅にあります)。これらのキーはVIAソフトウェアを使って再マッピングできます。
このキーボードがMacユーザーにとって最終的に魅力的なのは、3セグメントスイッチとダブルガスケット設計を採用したキーです。これにより、Keyboard 81 ProはApple Magic Keyboardとは全く異なる打鍵感を得られます。多くのユーザーは、フラットなMagic Keyboardのキーよりも柔らかく、反発力も大きいため、メカニカルスイッチキーの打鍵感を好みます。
Macユーザーにとって重要な(意図的な言葉遊びですが)コンポーネントが欠けていることは、Keyboard 81 ProにはTouch IDボタンが搭載されていないことです。サードパーティ製のキーボードにはTouch IDボタンが搭載されていません。Keyboard 81 ProのTouch IDボタンがあるはずの場所にある透明な突起は、ロータリーノブと呼ばれ、Keychronキーボードによく見られる機能です。このノブはデフォルトでは音量調整に使用できますが、ズーム、画面の明るさ、その他のシステム設定、さらには画像エディタのブラシサイズなど、アプリ固有の調整にも割り当てることができます。
他のKeychronキーボードと同様に、Keyboard 81 Proは重厚なデザインで、BluetoothまたはUSB-C接続に対応しています。Winter BonfireとSummer Breezeの2つのカラーバリエーションが用意されています。必要に応じて、WindowsまたはLinuxで動作するように切り替えることができます。
著者: ロマン・ロヨラ、Macworld シニアエディター
ロマンはMacworldのシニアエディターで、30年以上にわたりテクノロジー業界を取材し、MacをはじめとするAppleエコシステム製品を中心に活躍しています。Macworld Podcastのホストも務めています。彼のキャリアはMacUserで始まり、Apple認定修理技術者(当時はAppleがそのような制度を設けていた)として認定されました。MacAddict、MacLife、TechTVでも活躍しています。