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QuickTimeムービーのサイズ変更のコツ

QuickTimeムービーを視聴する際、再生ウィンドウのサイズを変更するには「表示」メニューをご利用になったことがあるでしょう。「表示」メニューのオプションでは、半分のサイズ(Command + 0)、実際のサイズ(Command + 1)、2倍のサイズ(Command + 2)、画面に合わせる(Command + 3)、フルスクリーン(QuickTime Proをお持ちの場合はCommand + F)モードを選択できます。しかし、QuickTimeには、ムービーのサイズを変更するための、他にも隠れた方法がいくつかあります。

まず、Option キーを押しながらウィンドウの右下にあるウィンドウサイズ変更用の三角形をドラッグすると、QuickTime はムービーを最もスムーズに表示できる解像度にのみサイズ変更します。モニタのサイズによっては、「表示」メニューで提供される 4 つのオプションよりも多くの表示オプションが利用可能になる場合があります。QuickTime のヘルプファイル (誰がそんなものを読むのでしょうか?) に記載されているサイズ変更のもう 1 つの方法は、ムービーのサイズ変更時に Shift キーを使用することです。Shift キーを押したままにすると、QuickTime はムービーのサイズに関するすべての制約を解除します。これは実際に役立ちます。アスペクト比が正しくないと思われるクリップを受け取ったことがある場合、このトリックを使用してより現実的な値に設定できます。(元のサイズと変更後のサイズを確認するには、「表示」->「ムービー情報を表示」ウィンドウを使用します。)

もちろん、単純にひねりを加えて楽しむためにクリップを歪ませることもできます。

デイヴィ・ジョーンズを短く幅広にすると、それほど恐ろしくなくなります! 楽しんだ後は、Command + 1 を押すだけで、クリップはデフォルトのサイズとアスペクト比に戻ります。

著者: Rob Griffiths、Macworld 寄稿者

元MacworldシニアエディターのRob Griffiths氏がMac OS X Hintsを設立しました。現在はMany Tricks Softwareの司会を務めています。