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博覧会ノート:トゥーブルメーカー

編集者注: Macworld Expo 2008 は終了しましたが、 Macworld編集者は、Mac 開発者とのミーティング、新製品の発表、その他注目した事項について、Macworld Expo 展示会場からいくつかのレポートをまだお届けします。

Sen Feng 氏 (左) と Jesse Youngblood 氏 (右) は先週、Macworld Expo の展示会場で Tooble を披露しました。

Expoで見つけた魅力的なものの一つが、iPodとYouTubeの橋渡しをシームレスに実現する、洗練された小型プログラム「Tooble」です。iTunes風のインターフェースで、例えばYouTubeで子猫の動画などを簡単に探すことができます。気に入った子猫の動画を選択すると、Toobleがダウンロードし、MP4に変換してiTunesにインポートし、iPodに簡単にアップロードできます。確かに革新的なアイデアとは言えませんが、Toobleが興味深いのは2つの点です。

  • まず第一に、無料で驚くほど簡単に使えます。面倒な作業は一切不要。電車で帰る間にぴったりの、あっという間に使える子猫が完成します。複数のファイルをワンクリックでダウンロード・変換できます。面倒な作業や考える必要は一切ありません。クリックと少しの忍耐だけで大丈夫です。
  • もう一つ興味深いのは、このプログラムの背後に誰がいるかということです。Toobleの開発者であるジェシー・ヤングブラッドは17歳です。彼はコネチカット州の高校で上級コンピュータサイエンスの授業の一環としてこのプログラムを考案しました。Gridlock LLCが開発支援を行い、現在ではジェシーがToobleのコードをすべて一人で開発・保守しています。同じく高校3年生のアレックス・カトゥッロ(同校の「メディア担当」も兼任)は、ToobleをWindows対応にするための取り組みを主導しています。

初めてのMacworld Expoに、そして初週に初めてのプログラムを発表することに興奮している皆さんの姿を見て、とても嬉しく思いました。きっと今後、さらに多くのイベントに彼らが参加してくれるでしょう。