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ITC、コダックとアップル、RIMの特許紛争の判決を延期

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米国国際貿易委員会(ITC)は木曜日、コダック、アップル、RIMが関与する訴訟の調査結果公表期限を1週間延長した。判決は当初木曜日の午後5時に下される予定だったこの訴訟は、カメラ付き携帯電話の画像プレビューの表示に関するものだった。
コダックは、このようなカメラプレビューに関する特許を保有していると主張している。AppleとRIMは、当然のことながら、こうした特許を侵害しているという主張には異議を唱えている。ITCによるこの件に関する延長通知(正式名称は「デジタルカメラを搭載した特定の携帯電話機及び無線通信機器、並びにその部品」)は、単に委員会が更なる時間を必要としていることを意味する可能性もあるが、ITCが両当事者の和解が近づいていると考えていることを示唆している可能性もある。
フォーブス誌は、ITCの判決は「迅速な和解につながることが多い」と報じている。一部のアナリストは、コダックが今回の訴訟で勝訴すれば、10億ドルの和解金が成立する可能性があると指摘している。
アップルは最近、ITCでも審理されていたノキアとの特許侵害紛争を解決し、その結果、クパチーノはフィンランドに拠点を置く同社に知的財産のライセンス料を支払うことになった。