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Equinux、Tarmac iPad、iPhoneプロビジョニングシステムをリリース

社内のIT部門にiPhoneやiPadを導入してもらう方法を探しているなら、メディア&セキュリティソフトウェアメーカーのEquinuxが、そのリストに新たな大きな要素を加えました。同社は火曜日、中規模から大規模企業向けのiPadとiPhone向けプロビジョニングシステム「Tarmac」をリリースしました。

Tarmacは、iPadとiPhoneの安全なOTA(Over-The-Air)プロビジョニングに特化したネットワークツールです。Equinuxは、Tarmacを「Appleプラットフォーム向けの初のプロフェッショナルプロビジョニングツール」と自称しています。Tarmacは、Active Directory、Open LDAP、MySQLなど、既存のディレクトリサービスやデータベースを多数サポートしています。

また、Microsoft Exchange、ハードウェアおよびソフトウェアの制限 (Safari を信頼できるコンテンツに制限したり、iPhone のカメラを無効にしたりするなど)、L2TP/PPTP または IPSec ベースの Cisco VPN、SSL/TLS による暗号化通信、デバイスのリモート ワイプ、さらには従業員が社内リソースや外部サイトに簡単にアクセスできるようにする Web クリップもサポートしています。

Tarmacは信頼できる証明書を使用して通信を保護し、管理者は独自の証明機関を指定できます。また、ユーザーグループをサポートしており、部門ごとにリソース権限を指定できます。ユーザーは自分のデバイスでTarmacサーバーにログインするだけで、認証とOTA設定プロセスを開始できます。

Tarmacをインストールするには、Mac OS X 10.5以降を搭載したIntelベースのMacが必要です。管理者およびコンサルタントの方は、Equinuxのウェブサイトでデモをご登録ください。デモは近日中に公開予定です。ご興味のあるお客様は、Equinuxまでお問い合わせください。