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AppleがiOS 12.1.4をリリース、グループFaceTimeのプライバシーバグを修正

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画像: Apple

更新:リリースに関する Apple の声明を追加しました。

発信者が電話に出る前に受信者の声が聞こえてしまうという恐ろしいグループ FaceTime のバグが修正されました。

この脆弱性が1月28日の夜に初めて公表された際、Appleは急いで対応し、「今週後半」に修正を約束し、サーバー側でグループFaceTime通話を無効化しました。2月1日(金)には、このバグについて謝罪する声明を発表し、ソフトウェアアップデートのリリースを翌週に延期しました。

AppleはiOS 12.1.4をリリースしました。グループFaceTimeのバグを修正したとのことです。これはプライバシーに影響を与える可能性のある深刻なバグですので、すべてのユーザーに早急なアップデートを推奨します。

iPhoneまたはiPadにアップデートをダウンロードするには、「設定」を開き、「一般」をタップし、「ソフトウェア・アップデート」をタップします。アップデートがすぐに表示されない場合は、1時間ほど経ってからもう一度お試しください。世界中のすべてのユーザーに表示されるまで、少し時間がかかる場合があります。

Appleはアップデートをリリースした直後に次のような声明を発表しました。

本日のソフトウェアアップデートでは、グループFaceTimeのセキュリティバグを修正しました。お客様には改めてお詫び申し上げます。ご不便をおかけして申し訳ございません。ご報告いただいたバグへの対応に加え、FaceTimeサービスのセキュリティを徹底的に監査し、FaceTimeアプリとサーバーの両方に追加アップデートを実施してセキュリティを強化しました。これには、FaceTimeのLive Photos機能における、これまで特定されていなかった脆弱性も含まれます。最新のソフトウェアにアップグレードされていないお客様を保護するため、古いバージョンのiOSおよびmacOSではFaceTimeのLive Photos機能をブロックするようにサーバーを更新しました。

著者: Jason Cross、Macworld シニアエディター

ジェイソンは25年以上にわたりテクノロジー関連の記事を執筆しています。最初はゲーム関連のメディアで執筆し、その後はエンスージアスト向けPCやテクノロジー全般に注力してきました。複雑なテクノロジーの仕組みを学び、それを誰にでも分かりやすく説明することを楽しんでいます。