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ティム・クック氏「辞任前にもう一つ大きな発表をしたい」

ティム・クック氏はAppleのCEOに10年間就任しており、今後10年間は​​CEO職にとどまるつもりはないと既に公言している。しかし、Appleがクック氏の退任をどのように扱うのか、そしてクック氏がどのような状況で退任を望んでいるのかなど、疑問は残る。

ブルームバーグのアップル担当記者であり、同社に関する噂の最も正確な情報源の一人(現在のAppleTrackの正確性評価は88.8%)であるマーク・ガーマン氏は、最新のニュースレターで、クック氏は少なくとも2025年まではCEOにとどまると予想されるが、おそらくそれより長くは続かないだろうと書いている。

ガーマン氏によると、アップル社内では、クック氏が任期を終える前に、もう一つの大きな新製品カテゴリーの立ち上げに携わりたいと考えているという見方が一般的だ。それは、iPhone、Apple Watch、MacBook Proといった類の製品ではなく、全く新しい事業だ。ガーマン氏は、それがAppleが現在開発中と言われている待望のARグラスであり、謎に包まれたApple Carではないと考えている。Apple Carが実現するとしても、それはさらに後になるだろう。

Appleは来年(早ければ今年中に発表されるかもしれない)には複合現実ヘッドセットを発売する準備ができていると言われているが、ARゴーグルは2010年代半ば頃に登場すると予想されている。

ガーマン氏は、ティム・クック氏が2025年(同氏が引き続きCEOを務めていれば、大量の株式が付与される)から2028年の間に退任すると予想している。同氏はすでに億万長者だと考えられている。

この記事は元々Macworld Swedenに掲載されたものです。翻訳と追加取材はDavid Priceが担当しました。