Egoは長年、iPhoneにおける「パーソナルアナリティクス」の王者として君臨してきました。Twitter、Google Analytics、Vimeoといったサービス間でフォロワー数やウェブサイトのトラフィックを監視できる小さなウィジェットを追加できます。しかし、Egoは放置されていたようで、制御不能なほどに成長し、ついには大画面に全く新しいアプリとして登場しました。

iPad版Egoも同じウィジェットシステムを提供していますが、iPhone版では追跡対象サービスのコンパクトなウィジェット統計情報の表示に限られているのに対し、iPad版では特大サイズのアプリで実際にサービスにログインして、残りのデータを利用したり、他の機能を操作したりできます。Google AnalyticsやMintにログインしてWebトラフィックの統計情報を確認したり、Twitterにログインして@メンションに返信したりすることも可能です。ただし、これらの新機能の結果として、iPadの横向き表示でのみ動作します。
Egoの豊富な機能について言えば、これまでにEmber、FeedBurner、Google Analytics、Mint、Squarespace、Twitter、Vimeoに対応しています。iPad版の登場と最近のiPhone版のアップデートにより、EgoはTumblrのフォロワー数の確認もサポートするようになりました。iPadでは、Tumblrダッシュボードにログインしてフォローしているユーザーの投稿を閲覧したり、新しい投稿を作成したりすることも可能です。残念ながら、Egoのバージョン間で追加したサービスを同期する方法はまだありませんが、アップデートはそのためにあるのです。
iPad 版 Ego は現在 App Store で 5 ドルで入手可能です。iPhone OS 3.2 以降が動作する iPad が必要です。